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2025/9/29 デジタルパーマ 縮毛矯正

縮毛矯正とデジタルパーマは同時にできる?失敗例と成功のポイントを解説

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こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。

当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。

こんな方におすすめ

  • 髪型が毎朝まとまらない
  • パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
  • 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
  • できるだけ楽にスタイリングしたい
  • マンツーマンで施術を受けたい
  • レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい

当店の施術のこだわり

HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。

その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。

「根元のうねりはまっすぐにしたい。でも毛先には動きがほしい」――
そんなお悩みに応える方法が、縮毛矯正+デジタルパーマの同時施術です。
とはいえ、同時にやって本当に大丈夫?失敗しない?という不安の声も少なくありません。

結論から言うと、髪質・履歴・ダメージを正確に見極め、工程を最適化できるサロンであれば同時施術は可能です。
本記事では、同時施術の基本やメリット、成功させるポイントを噛み砕いて解説します。

  • 同時施術の基本プロセス(根元:矯正/毛先:デジパ)
  • 時短・再現性・朝のスタイリングがラクになる実用メリット
  • 失敗を防ぐコツ(薬剤・熱・工程管理・設計)

これから「同時施術って自分に合う?」と検討中の方に、判断材料として役立つ内容をまとめました。

縮毛矯正とデジタルパーマは同時にできる?

できます。ただし、条件つきです。

髪の現在の体力(損傷度)、過去の薬剤・熱履歴、求める仕上がり像を踏まえ、次のような設計が必要になります。

  1. 領域分け:根元~中間は縮毛矯正でうねりとボリュームをコントロール。毛先はデジタルパーマでカールや内巻きの軌道を設計。
  2. 薬剤設計:部位ごとにアルカリ度・還元力・pH・反応時間を細分化。前処理/中間処理/後処理でタンパク・水分バランスを補正。
  3. 熱設計:アイロン温度・プレス圧・スルー回数、ロッド径・温度・加熱時間を髪質別に最適化。
  4. つなぎ目設計:「矯正の真っ直ぐ」と「毛先カール」の境目を自然に馴染ませ、段差や折れ・ダレを防止。

同時施術の主なメリットは次の通りです。

  • 一度で完結:来店回数・所要時間の圧縮。
  • 朝がラク:根元は収まり、毛先はコテ要らずで形になる。
  • 設計の一貫性:同日に行うことで薬剤と熱の整合性を取りやすく、仕上がりの再現性が高い。

一方で、髪の体力が不足しているケースハイダメージ部位が広範囲に及ぶ場合などは
同時ではなく段階施術(期間を分ける)の方が安全です。
初回は特に、事前カウンセリングとテスト設計が成功の鍵になります。

よくある失敗例とその原因

縮毛矯正とデジタルパーマを同時に行った際、起こりやすい失敗にはいくつかのパターンがあります。代表的な例と原因を解説します。

失敗例① 根元が伸びていないのに毛先がダレる

矯正部分の薬剤パワーが不足したり、アイロンワークが甘いと
根元がしっかり伸びないまま毛先のパーマだけが弱々しく仕上がってしまいます。
結果として「クセが残った不自然な仕上がり」になるケースです。

失敗例② 毛先がチリついてしまう

ダメージ履歴(ブリーチやカラーなど)を無視して強すぎる薬剤を使うと
毛先が熱処理に耐えきれずビビリ毛のようにチリつくことがあります。特に細毛・軟毛の方は注意が必要です。

失敗例③ 真っ直ぐとカールがちぐはぐ

根元の矯正と毛先のパーマの「境目」がうまく繋がらないと、ストレートからカールへの切り替わりが極端になり、ちぐはぐで不自然な見た目になります。
アイロン操作やロッド選定の技術不足が主な原因です。

失敗例④ 思ったよりカールが持たない

薬剤と熱のバランスが合っていないと、数日でカールが落ちてしまうことがあります。
ダメージが強い髪では「かけた直後は良いが、すぐにゆるむ」ことが多いです。


成功のための対策

同時施術を成功させるためには、次のようなポイントを押さえる必要があります。

  • カウンセリングの徹底:髪の履歴・ダメージ度合い・希望の仕上がりを丁寧に確認する。
  • 薬剤の細分化:根元・中間・毛先で薬剤の強さを変えることで、必要な部分だけ反応させる。
  • アイロン・ロッドの設計:温度・時間・径を髪質ごとに最適化し、境目を自然に仕上げる。
  • 処理剤の活用:タンパク補修や水分保持成分を併用し、髪の体力を守る。
  • 経験豊富な施術者に任せる:縮毛矯正とデジタルパーマは両方がハイレベルにできて初めて成功する施術です。

つまり、同時施術は「ただの掛け合わせ」ではなく、髪に合わせて設計された精密な工程管理があってこそ実現します。

今回の施術事例

今回のお客様は、1か月半前にカラー、4か月前にデジタルパーマ、10か月前に縮毛矯正をされていた方です。
毛先には少しダメージがあり、全体的にクセが出てきていました。

ビフォーの状態

髪の表面は広がりやすく、内側には強い捻転毛(ねじれるクセ)があるため、まとまりにくい状態です。

ビフォー 前回カラーが1か月半前、デジタルパーマ4か月前、縮毛矯正10か月前

ビフォー 毛先にダメージがありクセも出てきています

ビフォー 髪の内側に強い捻転毛がある状態

施術工程

根元から約10cmには縮毛矯正をリタッチで行い、毛先にはデジタルパーマを組み合わせました。

アイロンを使用して根元をしっかり伸ばす施術工程

デジタルパーマの機械に入っている施術中の様子

アフターの仕上がり

根元はしっかりクセを伸ばし、毛先にはやわらかなカールをプラス。ツヤ感とまとまり感のある仕上がりになりました。

アフター 縮毛矯正で真っ直ぐにし毛先にはパーマをプラス

アフター ツヤ感とデザイン性のあるデジタルパーマスタイル

アフター 内側のクセも自然に伸びています

乾かすだけで形が整い、朝のスタイリングがぐっと楽になるスタイルに仕上がりました。

縮毛矯正+デジタルパーマはこんな方におすすめ

  • 根元のクセは抑えたいけど、毛先は自然に動きを出したい方
  • まっすぐすぎるストレートスタイルに飽きてしまった方
  • 毎朝コテで巻くのは大変、スタイリングを簡単にしたい方
  • 広がりやすく、毛先にまとまりや柔らかさが欲しい方
  • ツヤ感と女性らしいシルエットを両立させたい方

まとめ|同時施術はプロの技術にお任せください

縮毛矯正とデジタルパーマの同時施術は、ただ「クセを伸ばして巻く」だけではなく
薬剤選定・熱設計・境目のつなぎ方など、繊細な技術が求められる施術です。

正しく行えば、毎日のスタイリングが驚くほど楽になり、ツヤと柔らかさを両立した理想のスタイルが実現できます。

「自分に合うのか不安」「髪のダメージが気になる」など、まずはカウンセリングからお気軽にご相談ください。

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