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2025/11/27 デジタルパーマ 縮毛矯正

縮毛矯正とデジタルパーマを同時施術でかける理由と仕上がりの違い

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こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。

当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。

こんな方におすすめ

  • 髪型が毎朝まとまらない
  • パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
  • 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
  • できるだけ楽にスタイリングしたい
  • マンツーマンで施術を受けたい
  • レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい

当店の施術のこだわり

HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。

その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。

「根元のうねりは伸ばしたいけど、毛先はコテのような動きがほしい」
そんなお悩みにお応えできるのが、縮毛矯正とデジタルパーマを一度に行う“同時施術(ストデジ)”です。
ただし、縮毛矯正もデジタルパーマも熱と薬剤を使う高度なメニューなので、
髪の状態を見極めずに行ってしまうとダメージや失敗につながることもあります。
今回は、実際にアラックで行った施術例を通して、
「なぜ同時施術が難しいのか?」「どんな仕上がりになるのか?」をわかりやすくご紹介していきます。

今回のゲスト様のお悩みと髪の状態

縮毛矯正とデジタルパーマ同時施術前の全体の状態(うねりと広がり)
ビフォー:全体的にうねりが出て広がりやすい状態
襟足付近の強いクセが出ている様子
ビフォー:襟足付近は特にクセが強く、うねりが大きいです
中間部分の波状毛の状態
ビフォー:中間部分も大きな波状毛でボリュームが出やすい髪質

髪質は全体的にしっかりめの波状毛で、特に内側・襟足付近のクセが強いタイプ。
表面はそこまで強く見えなくても、中をめくるとしっかりうねっている……という方、意外と多いです。

今回のゲスト様の施術履歴はこんな感じです。

  • 3ヶ月前:デジタルパーマ
  • 2週間前:カラー
  • 半年以上前:縮毛矯正(リタッチ)

今回は5cmカットして長さと量を整えつつ、根元は縮毛矯正でクセを伸ばし、毛先にはデジタルパーマで動きをつけていきます。

縮毛矯正とデジタルパーマの同時施術が難しい理由とは?

髪の履歴がバラバラで“同じ薬剤”が使えない

根元は新しく伸びたクセ毛、中間は縮毛矯正とカラーの履歴、毛先はデジタルパーマが残っている状態です。
それぞれダメージレベルも必要なパワーも違うため、
「1種類の薬剤を全体にベタ塗り」するような施術は絶対にNGです。

縮毛矯正もデジタルパーマも“熱処理”が必要

縮毛矯正はアイロン、デジタルパーマはロッドの加温と、どちらも熱を使うメニューです。
同時施術では熱ダメージのコントロールがとても重要になります。
設計を間違えると、

  • 毛先だけジリジリしてしまう
  • パーマがほとんどかからない
  • 根元がペタッとしすぎる

といった失敗につながるリスクがあります。

“自然さ”と“持ち”の両立が難しい

ただクセを伸ばすだけでなく、毛先には自然なカールも欲しい。
そのためには、薬剤選定・塗り分け・アイロン操作・ロッド選びを細かく組み合わせていく必要があります。

アラックが行った施術プラン

カットでベースを整える(約5cmカット)

まずはカットで毛先のダメージ部分を整え、全体の量感とバランスを調整します。
ここで土台を作っておくことで、縮毛矯正後のシルエットやデジタルパーマのカールがよりキレイに出せるようになります。

根元の縮毛矯正は“弱アルカリ”で自然なストレートに

根元のクセを伸ばす縮毛矯正には、弱アルカリの薬剤を使用しました。
パワーはありつつも、必要以上に髪を膨潤させないタイプなので、硬くなりすぎない自然なストレートに仕上がります。

中間〜毛先の既にストレートになっている部分には薬剤を付けないよう、
塗布量と塗り分けを慎重にコントロールしていきます。

縮毛矯正のアイロン操作中の様子
弱アルカリ薬剤でクセを伸ばしながら、アイロン操作でツヤと収まりをプラス

毛先のデジタルパーマは“弱酸性”でダメージレスに

毛先のカールには、よりダメージを抑えられる弱酸性タイプのデジタルパーマ剤を使用しました。

  • 縮毛矯正後の髪にも相性が良い
  • 硬くなりがちなストレート毛に、柔らかさを出しやすい
  • パサつき・ゴワつきを抑えながらカールが作れる

根元のアイロン操作を終えたら、そのまま毛先にデジタルパーマをかけていきます。
こうすることで、根元〜中間の収まりと毛先のカールを一体感のある仕上がりにできます。

デジタルパーマ機で加温中の様子
デジタルパーマ機でじっくり加温し、柔らかいカールを形成していきます

仕上がり:根元はまとまり、毛先はふんわり動くスタイルに

縮毛矯正とデジタルパーマ同時施術後の全体の仕上がり
アフター:乾かすだけで毛先に柔らかい動きが出るスタイル
襟足付近のアフター。クセが収まり自然なストレートに
アフター:襟足付近の強いクセも、自然に収まるストレートに
中間部分のアフター。ストレートから毛先のカールへのつながりが自然
アフター:中間はツヤのあるストレート、毛先はやわらかなカールでつながりがキレイです

ブローで作り込まなくても、ドライヤーで乾かすだけでこのくらいの動きが出てくれるので、
朝のスタイリングもとても楽になります。

縮毛矯正とデジタルパーマの同時施術が向いている人・向かない人

こんなお悩みの方におすすめです

  • 根元のうねり・広がりは抑えたい
  • 毛先にはアイロンを使わずに自然なカールがほしい
  • 朝のスタイリング時間を短くしたい
  • 以前ストデジをして、ペタっとした・かかりが弱かったなどの失敗経験がある

おすすめできないケース

  • ブリーチやハイライトを繰り返している
  • セルフカラーを頻繁にしていて、ダメージのムラが大きい
  • 既に毛先がハイダメージで、触ると引っかかりや切れ毛が多い

こういった場合は、同時施術ではなく段階を分けての施術をご提案させていただきます。
無理に行わないことも、髪を守る大切な選択です。

まとめ|ストデジは“設計”と“薬剤選び”で仕上がりが変わります

縮毛矯正とデジタルパーマの同時施術は、
髪の履歴・ダメージ・クセの強さ・なりたいイメージをしっかりと見極めて、
薬剤と熱のバランスを設計することで、ダメージを最小限に抑えながら理想のスタイルに近づけることができます。

「根元のクセは抑えたいけど、毛先はまっすぐすぎるのはイヤ」
「ストレートとカール、どっちも欲しい」
そんな方は、一度ご相談ください。

カウンセリングの際に、髪の状態や履歴をしっかり確認したうえで、
あなたにとってベストな方法をご提案させていただきます。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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