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2025/9/28 カット

ヘアドネーションは意味がない?正しい知識と寄付事例で解説

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こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。

当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。

こんな方におすすめ

  • 髪型が毎朝まとまらない
  • パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
  • 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
  • できるだけ楽にスタイリングしたい
  • マンツーマンで施術を受けたい
  • レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい

当店の施術のこだわり

HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。

その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。

SNSなどで「ヘアドネーションは意味がない」という言葉を目にすることがあります。
しかし実際には、正しい条件や手順を知らないまま送ってしまうことで受け入れができず、結果的に破棄になる
その事例が「意味がない」という印象を生んでいます。

本記事では、なぜそう言われてしまうのか、その背景と本当の意義、そして正しい方法について解説します。
最後に、当店でのロングからのバッサリカット事例もご紹介します。

なぜ「ヘアドネーションは意味がない」と言われてしまうのか?

結論から言えば、「意味がない」のではなく、条件やルールに合わない寄付が一定数発生してしまうためです。
具体的には次のようなケースが原因になります。

  • 規定の長さを満たしていない
    代表的な団体である JHD&C(ジャーダック) では
    31cm以上の長さが必須です。測り方の誤りや、乾燥後の縮みを見込まない計測で不足し、受け入れ不可になることがあります。
  • 髪の状態が寄付基準を超えて傷んでいる
    強いブリーチや熱ダメージでゴムのように伸びてしまう髪、極端な切れ毛・縮れが多い髪はウィッグ加工に向かず、破棄の対象になってしまいます。
  • 正しく乾かしていない/梱包・送り方の不備
    濡れたまま束ねたり、カット後の毛束の向き(根元と毛先)を揃えない、団体の指定方法に沿わない梱包・同梱書類の不足などは、衛生面・品質面の理由で受け入れ不可になります。
  • 情報の誤解・古い情報のまま寄付してしまう
    団体ごとに条件は異なり、最新の受け入れ基準や運用が更新されることもあります。SNSの断片情報だけで判断すると、実情とズレが生じやすくなります。

こうした理由で受け入れ不可=破棄となってしまうと、
「せっかく髪を贈るために伸ばして寄付したのに活かされなかった」→「意味がない」という誤解につながります。
大切なのは、最新の公式情報に沿って準備・カット・梱包・発送まで正しく行うことです。

本当のヘアドネーションの意義

ヘアドネーションは「意味がない」のではありません。
むしろ、正しく寄付された髪は医療用ウィッグとして必要とする子供たちに届けられる大切な社会貢献活動です。

病気や事故などで髪を失った子供たちにとって、ウィッグは見た目を整えるだけでなく、
心の安心や自信を取り戻すための大切な存在です。
たとえ一人の髪では足りなくても、全国から寄付が集まることでウィッグが作られます。

正しい方法で行えば、ヘアドネーションは誰かの未来や笑顔につながる意味のある行為なのです。

正しいヘアドネーションのために知っておきたいこと

当店では、JHD&C(ジャーダック) の規定を基本に寄付を推奨しています。
寄付を考えている方は、以下のポイントをぜひ押さえてください。

  • 長さの規定
    JHD&Cでは31cm以上が必須条件です。髪は乾燥すると少し縮むため、余裕を持った長さを確保しましょう。
  • 髪の状態
    カラー毛やパーマ毛でもOKですが、極端に傷んでゴムのように伸びる髪や切れ毛・縮れが多い髪はNGです。
  • 正しい送り方
    必ず乾かしてからゴムで束ね、根元と毛先を揃えてください。団体の指定に従って梱包・発送することが大切です。
  • 美容室でのサポート
    美容室を通すことで、寄付用の毛束を確実に確保しながら、
    カット後も似合うスタイルに仕上げられるので安心です。

今回の施術事例

こちらのお客様は、ロングヘアからヘアドネーションに挑戦されました。
しっかりと長さを確保できる髪を活かして、寄付用にカットしていきます。

ビフォー

ヘアドネーションカット前 横から見たロングヘア

ビフォーの状態。十分な長さのロングヘアで、寄付に適したコンディションです。

毛束を取り分けてカット

ヘアドネーション用に毛束を分け取った状態

寄付毛をゴムで分け取り、均等に束ねて準備します。

ヘアドネーションの毛束をカットする瞬間

いよいよカット。バッサリと一気に切り落としていきます。

カットした毛束

カットしたヘアドネーション用の毛束

カット後の毛束。しっかりとした量と長さが確保できました。

アフター

ヘアドネーションカット後のショートスタイル

仕上がりはスッキリとしたショートボブ。軽やかで清潔感のあるスタイルに変身しました。

まとめ|正しい理解があればヘアドネーションは「意味がある」

「ヘアドネーションは意味がない」と言われるのは、
正しい基準を守らずに送られてしまった髪が活かせなかったケースがあるためです。
しかし、JHD&C(ジャーダック)の規定に沿って寄付をすれば、必ず誰かの役に立ちます。

髪を切るという日常の行為が、子供たちの未来や笑顔につながる。
それがヘアドネーションの本当の意義です。
興味を持たれた方はぜひお気軽にご相談ください。

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