こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。
当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。
目次
こんな方におすすめ
- 髪型が毎朝まとまらない
- パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
- 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
- カラーをしたいけどアレルギーが心配
- できるだけ楽にスタイリングしたい
- マンツーマンで施術を受けたい
- レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい
当店の施術のこだわり
HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。
その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。
今日はいつもの施術ブログとは少し趣向を変えて、美容師という仕事について書いてみたいと思います。
「美容師って楽しい仕事なの?」
これから美容師を目指そうとしている方なら、気になることかもしれません。
私は理容師からスタートし、その後、美容師の資格も取得しました。
気がつけば、この業界で約30年。現在は50歳になり(まだギリギリ49だけど)夫婦で美容室を営んでいます。
そんな私が「美容師って楽しい?」と聞かれたら、迷わず楽しい仕事だと答えます。
もちろん、楽しいことばかりではありません。
辞めたいと思ったこともありますし、技術が思うように上達せず、悔しくて涙したこともありました。
今回は、そんな経験も含めて、美容師という仕事の楽しさや厳しさ、そして今の私が思うことをお話ししたいと思います。
美容師の楽しさは、ゲスト様に喜んでいただけること
私が美容師を続けていて、何よりもうれしいのはゲスト様に喜んでいただけることです。
カットやカラー、パーマなどで髪型が変わり、仕上がりを見て笑顔になっていただける。
「ありがとう」「まとまりやすくなったよ」
そんな言葉をいただけると、何年この仕事をしていてもうれしいものです。
最近では、中学生や高校生のゲスト様に、おしゃれの楽しさを伝えることも楽しみの一つになっています。
若い頃は、どちらかといえば兄貴分のような気持ちで接していたのですが、50歳になった今では、すっかり親のような気持ちになってきました(笑)。
年齢を重ねると、ゲスト様との向き合い方も少しずつ変わってくるものですね。
人生の節目に関われることも美容師の魅力
成人式や結婚式など、人生の大切な節目のお手伝いができることも、美容師という仕事の魅力です。
また、親子でご来店いただいたり、長い年月にわたって担当させていただいたりすることもあります。
美容師は、ただ髪を切るだけの仕事ではありません。
ゲスト様の人生のほんの一部分に、関わらせていただける仕事でもある。
私は、そんなところにも美容師という仕事の素晴らしさを感じています。
理容師から美容師へ。きっかけはカリスマ美容師ブーム
私のスタートは、美容師ではなく理容師でした。
理容の専門学校を卒業し、理容師として働いていたのですが、当時はカリスマ美容師ブームの真っただ中。
テレビや雑誌などで美容師が注目されていた時代です。
そんな中で、私も美容の技術を覚えてみたいと思うようになりました。
そして24歳の頃、美容師の資格取得を目指して通信課程で学び始めました。
結果として理容師と美容師、両方の資格を持つダブルライセンスになりました。
理容と美容には、それぞれ違った技術や考え方があります。
その両方を学んだことで、それぞれの技術を組み合わせたり、補い合ったりできるようになり、仕事の幅も広がりました。
今振り返っても、美容の世界に挑戦して良かったと思っています。

美容師は楽しいことばかりではありません
ここまで楽しい話をしてきましたが、もちろん良いことばかりではありません。
私自身、これまでに美容師を辞めたいと思ったこともありました。
友達と休みが合わなかった若い頃
美容師は土日が忙しくなることが多い仕事です。
そのため、一般企業に勤めている友達とは休みが合わず、付き合いが少しずつ遠くなってしまったこともありました。
若い頃は、それが寂しく感じることもありましたね。
ただ、その一方で美容師として働く仲間は増えました。
同じ仕事をしているからこそ分かり合えることもあり、今振り返ると、そうした仲間との出会いも大切な財産になっています。
手荒れがひどく、医師から退職を勧められたことも
美容師を続けるうえで、大きな悩みの一つだったのが手荒れです。
当時はシャンプーをする機会も多く、手荒れがひどくなり、医師から何度も仕事を辞めた方がいいと言われました。
それでも、どうしても辞めたくない理由がありました。
あと少しでスタイリストになれるところまで来ていたからです。
私はカットがしたかったんです。
ここまで頑張ってきたのだから、スタイリストになって自分でカットをしたい。
その気持ちが強く、簡単には諦められませんでした。
そしてスタイリストになると、シャンプーを担当する回数が一気に減り、手荒れも以前より落ち着きました。
ただ、その後も手荒れとの付き合いが終わったわけではありませんでした。
スタイリストになっても技術の壁にぶつかった
もう一つ、辞めたいと思うほど悩んだのが技術の問題です。
実は、技術が思うように上達せず、大きく落ち込んだ時期が2回ありました。
1回目は、スタイリストになったばかりの頃です。
念願だったカットができるようになったものの、自分の技術があまりにも未熟に感じられ、悲しくなってしまいました。
それでも、周りの先輩方に励ましていただき、何とか乗り越えることができました。
そして2回目は、独立してからのことです。
カットの先生との出会いが、私の技術を変えた
独立後、あるカットセミナーで一人の先生と出会いました。
その先生に、一からカットの技術を見直していただくことになったのです。
それまでの私は、どちらかというとデザイン重視でした。
かわいいスタイルやかっこいいスタイルを作りたい。
そんな気持ちが強く、感覚に頼ってカットしていた部分もありました。
ところが、改めて基礎から学び直してみると、自分のできていない部分が次々と見えてきました。
思うようにできず、悔しくて涙したこともあります。
それでも、先生に負けたくないという一心で取り組みました。
そして、少しずつカットに対する考え方が変わっていきました。
美容室での仕上がりだけでなく、自宅でのまとまりを考える
それまでは、自分が作りたいデザインを形にすることばかり考えていました。
しかし、先生との出会いをきっかけに、ゲスト様がご自宅でも扱いやすいスタイルを作ることの大切さを考えるようになりました。
美容室できれいに仕上がるだけでなく、乾かすだけでもまとまりやすいスタイルを作りたい。
そのためには、感覚だけに頼るのではなく、カットの基礎をしっかり身につけることが大切だと感じました。
今では、ブローやスタイリングにできるだけ頼らず、自然に乾かしてもまとまりやすいスタイルを意識してカットしています。
もちろん、髪質やクセによってはブローやスタイリングが必要な場合もあります。
それでも、できるだけ毎日のお手入れが楽になるように。
そんな気持ちでカットをしています。
ゲスト様から「まとまりやすくなった」と言っていただけることも増えました。
あのとき先生に出会い、一から学び直した経験は、今の私の美容師としての土台になっています。

手荒れの経験から生まれたアラックオリジナルシャンプー
少し話は戻りますが、先ほどの手荒れの話には続きがあります。
スタイリストになって一度は落ち着いた手荒れでしたが、独立してから再びひどくなってしまいました。
自分のお店を持つと、シャンプーも含めてさまざまな仕事を自分で行うようになります。
そこで、少しでも手荒れへの負担を減らせるシャンプーができないかと考えるようになりました。
そして、美容師仲間などとのつながりを通じて、手荒れしにくいシャンプーを目指した商品づくりに関わることになりました。
それが、現在のアラックオリジナルシャンプーにつながっています。
もちろん、どんなシャンプーでもすべての方に合うわけではありませんし、アレルギーを防げると断言できるものではありません。
ただ、自分自身が手荒れで苦労したからこそ、毎日使うものについても考えるようになったのだと思います。
つらかった経験が、結果として今の仕事につながっている。
人生、何がきっかけになるか分からないものですね。
年齢とともに変わってきた美容師としての考え方
約30年この仕事を続けてきて、美容師として大切にしていることも少しずつ変わってきました。
若い頃はデザインを作ることに夢中だった
若い頃は、とにかくかわいいスタイルやかっこいいスタイルを作りたいという気持ちが強かったです。
自分が思い描くデザインをどう形にするか。
もっと技術を磨いて、上手になりたい。
そんなことばかり考えていました。
独立してからは髪のダメージや癒しも大切に
自分のお店をオープンしてからは、デザインだけでなく、髪へのダメージについても考えるようになりました。
きれいなスタイルを作れても、髪に大きな負担をかけてしまっては意味がありません。
また、美容室で過ごす時間そのものも楽しんでいただきたい。
そんな思いから、髪への負担に配慮した施術や、リラックスできるヘッドスパの提供も始めました。
今は髪や肌の悩みに寄り添いたい
そして現在。
私自身にもアレルギーがあることから、髪や肌の悩みについて、以前より深く考えるようになりました。
クセ毛による広がり、髪のダメージ、白髪、ヘアカラーによる肌への負担など、ゲスト様によって悩みはさまざまです。
すべての悩みを解決できるわけではありません。
それでも、美容師としてできることを考え、一人ひとりに合った施術方法を提案していきたいと思っています。
若い頃は「かわいい、かっこいいを作りたい」。
今はそれに加えて、「ゲスト様が困っていることを少しでも改善してあげたい」という気持ちが強くなりました。
年齢や経験とともに、美容師としての考え方も変わってきたのだと思います。
50歳になった今でも、新しい技術を学ぶのが楽しい
これだけ長く美容師を続けていると、もう新しく学ぶことはないのでは?と思われるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
今でも新しい技術やヘアスタイルを見つけると、すぐに試してみたくなります。
新しいことを知るのは楽しいですし、それを実際の仕事にどう生かせるか考えるのも面白いものです。
最近では、作ったヘアスタイルをどうすれば写真できれいに残せるか、ということにも興味が広がっています。
写真のセミナーにも参加してみたいなと思ったり。
もはや美容の勉強ではなく、写真の勉強ですね(笑)。
でも、ヘアスタイルを作ることと、その魅力を写真で伝えることは、私の中ではつながっています。
50歳になった今でも、まだまだ学びたいことや挑戦したいことがあります。
そう考えると、美容師という仕事は本当に奥が深いですね。
これから美容師を目指す人へ
ここまで私自身の経験を書いてきましたが、最後に、これから美容師を目指そうとしている方へ少しお話ししたいと思います。
美容師は楽しい仕事です。
ただし、決して楽な仕事ではありません。
技術がものを言う世界ですし、その技術を身につけるためには、たくさんの練習が必要です。
薬剤や毛髪に関する知識も必要ですし、デザインを学び、センスを磨くことも大切です。
そして、一度技術を覚えたら終わりではありません。
美容の世界は変化していきますから、学び続ける姿勢も求められます。
努力したからといって、すべてが思い通りになるとは限りません。
私自身、何度も技術の壁にぶつかってきました。
それでも、練習して身につけた技術や、勉強して得た知識は、自分自身の財産になります。
努力して得た技術や知識は、誰かに奪われるものではありません。
そして、その技術でゲスト様に喜んでいただける。
それが、この仕事の素晴らしいところだと思います。
よく学び、よく練習して、よく遊ぶ
私がこれから美容師を目指す人に伝えたいのは、
「よく学び、よく練習して、よく遊ぶ」
ということです。
美容師として技術や知識を身につけることは、もちろん大切です。
でも、それだけではなく、いろいろな場所へ出かけたり、さまざまなものを見たり、人と出会ったりすることも大切だと思います。
ファッション、音楽、写真、旅行など、美容とは直接関係がなさそうな経験も、自分の感性を磨くきっかけになるかもしれません。
よく学び、よく練習して、そしてよく遊ぶ。
その積み重ねが、自分らしい美容師に近づくための一つの鍵になるのではないでしょうか。
まとめ|やっぱり美容師は楽しい仕事です
理容師から始まり、美容師になり、そして自分のお店を持って。
振り返れば、楽しいことも大変なことも本当にたくさんありました。
手荒れに悩み、技術が伸びずに落ち込み、辞めたいと思ったこともあります。
それでも続けてきたからこそ、今の自分があります。
若い頃はデザインを作ることが何より楽しかった。
今は、ゲスト様の髪や肌の悩みに向き合い、毎日のお手入れが少しでも楽になるような仕事をすることにも、やりがいを感じています。
そして50歳になった今でも、新しい技術を学ぶことが楽しい。
昔の写真を見ると、髪の色もずいぶん変わりました(笑)。
でも、ゲスト様に喜んでいただけるとうれしい気持ちは、昔も今も変わりません。
これからも学ぶことを忘れず、一人ひとりのゲスト様と向き合っていきたいと思います。
美容師って楽しい?
約30年続けてきた私の答えは、やっぱり「楽しい仕事です」。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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