ハナヘナはなぜ「人それぞれ」な発色になる？

• ヘナ単品＝オレンジ系がベース。白髪に乗ると明るめに見えやすい。
• インディゴ（藍）＝青～緑系でオレンジを打ち消し、ブラウン～ダークブラウンへ近づける。
• 髪質（太さ・硬さ・ダメージ）、白髪比率、放置時間、温度、生活習慣で発色が変化。
• 染めた直後は一時的に緑がかることがあり、酸化が進む数日～約1週間で狙いのブラウンに落ち着く場合が多い。

つまり、単発色の即決着というより、酸化を含めた“経過で決まる色味というイメージが近いです。

施術例：ハナヘナ → 流し → インディゴの2度染め

今回のポイント

• 2度染め（ヘナ→流し→インディゴ）で白髪のオレンジ味を打ち消し、自然なブラウン方向へ。
• 直後の見え方と数日後の落ち着き方が違うため、仕上がり評価は“酸化後”に行うのがおすすめ。
• ヘアダメージを増やさずに、ハリ・コシや手触りの改善を実感される方が多いです。

メリットと限界（正直にお伝えします）

こんな方におすすめ／不向き

• ✅ 敏感肌・頭皮トラブルが心配でやさしい白髪ケアを探している
• ✅ 白髪を“ぼかす”自然なブラウンを目指したい
• ✅ ハリ・コシや髪質改善の実感も重視したい
• ✅薬剤などを使わない自然派の方に
• ⚠️ 白髪を完全に隠す濃さを即日で求める／明るくトーンアップしたい → 別手段のご提案が現実的です
• ⚠️植物アレルギー・蕎麦アレルギーの方は施術できません

よくある疑問：緑になる？色はどれくらいで落ち着く？

インディゴを使った直後は、緑～青みが見えることがあります。
これは染料の特性によるもので、空気酸化で数日～約1週間かけてブラウン方向に落ち着くケースが多いです。
ただし、生活習慣（シャンプー頻度・ドライヤー温度・紫外線・入浴時間など）や髪質差によって
落ち着きのスピードも最終色も人それぞれです。

まとめ

ハナヘナは発色が人それぞれ。でも、その分だけ髪や頭皮へのやさしさや質感向上の恩恵を感じる方が多いのも事実です。
当店では、初回カウンセリングで白髪比率・髪質・ライフスタイルを踏まえ、単品／2度染めの可否や放置時間などを一緒に設計します。
「まずは自然にぼかしたい」「しっかり濃いめで落ち着かせたい」など、ご希望に合わせて最適解をご提案します。