
こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。
当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。
目次
こんな方におすすめ
- 髪型が毎朝まとまらない
- パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
- 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
- できるだけ楽にスタイリングしたい
- マンツーマンで施術を受けたい
- レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい
当店の施術のこだわり
HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。
その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。
アルカリ性カラーとノンジアミンカラーの違いを知っていますか?
「明るくしたい・しっかり発色させたい」という方にはアルカリ性カラーが向きやすく、
「頭皮へのやさしさ・刺激の少なさ」を重視する方にはノンジアミンカラーが候補になります。
本記事ではまず、アルカリ性カラーとは何かを美容師の視点で分かりやすく解説します。
- アルカリ性カラーの仕組み
- メリット/デメリットと向いている人
- 仕上がりの傾向(明るさ・色持ち・質感)
そのあとでノンジアミンカラーとの違いや、実際の施術例もご紹介します。
アルカリ性カラーとは?
アルカリ性カラーは、薬剤中のアルカリ剤(代表例:アンモニア等)で
キューティクルを一時的に開き、染料と過酸化剤(酸化剤)を作用させて
髪の内部(コルテックス)へ色を浸透・発色させるヘアカラーです。
そのため、明るさ(明度)や色味(彩度)のコントロール幅が広いのが特徴。
白髪染めからファッションカラー、デザインカラーまで幅広く対応できます。
仕組み上、トーンアップ(明るくする)性能や
しっかりとした発色・色持ちを得やすい一方、
髪や頭皮への負担がゼロではありません。
適切な薬剤選定・前後処理・ホームケアでコンディションを保つことが大切です。
アルカリ性カラーのメリット
- 明るさ・発色の幅が広い:トーンアップが可能で、透明感~深みまで狙える。
- 色持ちが比較的良い:内部で酸化重合して定着するため退色が穏やか。
- デザイン対応力が高い:白髪染め/ファッションカラー/ハイライト併用など万能。
- 時短になりやすい:目的色へ一度で近づけやすく、施術の再現性が高い。
アルカリ性カラーのデメリット
- ダメージリスク:アルカリでキューティクルを開くため、乾燥・パサつきの原因に。
- 頭皮刺激を感じやすい人も:体質やコンディションによりピリつき・ヒリヒリ・沁みるが出る場合あり。
- 繰り返しで質感低下:間隔やホームケア次第でツヤ低下・手触り悪化が進むことも。
- アレルギーのリスクがある:普段何もない人でアレルギーになる可能性があります。
サロンの工夫:当店では、前処理・中間処理・後処理でアルカリ残留を抑え、
髪内部の水分・タンパク質バランスを整えるケアを組み合わせて、色持ちと質感の両立を目指します。
ノンジアミンカラーとは?
ノンジアミンカラーとは、通常のアルカリカラーに配合されている
酸化染料(パラフェニレンジアミン=ジアミン)を含まないカラー剤のことです。
ジアミンは発色や色持ちに優れた成分ですが、体質によっては
アレルギー反応やかぶれを引き起こす可能性があります。
そのためジアミンを含まないカラーは、敏感肌・アレルギー体質の方や
「頭皮にやさしいカラーを選びたい」という方に向いています。
基本的には酸性や中性ベースの処方が多く、
髪の内部に深く浸透させる事は出来ますが
粒子の細かい事によるキューティクルの隙間からの流出の速さ(色落ち)が
気になるかも知れません
ノンジアミンカラーのメリット
- 頭皮にやさしい:アレルギーリスクがなくなる、敏感肌の方でも安心しやすい。
- 低ダメージ:アルカリが少なく酸化剤をほとんど使わないため、髪の負担が少ない。
- ツヤ感が出やすい:髪表面をコーティングする作用により、仕上がりがなめらか。
- においが少ない:アンモニアなどの刺激臭がなく快適。
ノンジアミンカラーのデメリット
- 明るくする力が弱い:ファッションカラーでも12LVを作れますが基本的にトーンアップが難しい。
- 色のバリエーションが限定的:アルカリカラーほどの配色の種類は少ない。
- 色持ちが短め:シャンプーや日常生活で徐々に落ちやすい。
- 染まり方がマイルド:白髪カバーもアルカリカラーほどしっかりは出にくい。
サロンの工夫:当店ではノンジアミンカラーでも、
色素をしっかり定着させるアルカリ処方・後処理ケアを行い、
できるだけ長く色を楽しめるように施術しています。
施術例|アルカリ性カラー
今回のゲスト様は前回2か月前にアルカリ性カラーをされています。
退色によってオレンジっぽさが出てきていたため、今回もアルカリ性カラーで全体を染め直しました。
選んだ色はアッシュブラウン7LV。赤みを抑えて落ち着いた印象に仕上げています。


アルカリ性カラーならではのトーンダウン&透明感で、
退色による赤みを自然に抑えることができました。
髪にツヤも戻り、まとまり感もアップしています。
施術例|ノンジアミンカラー
こちらのゲスト様は前回1か月半前にノンジアミンカラーをされています。
ノンジアミンカラーは色素の定着がマイルドなため
退色が進むと白髪がメッシュのように見えることがあります。
この「自然なグラデーション感」を気に入られる方も多いです。


今回はダークブラウン7LVで全体をカバー。
ノンジアミンカラーらしい自然なツヤ感と柔らかな質感で、頭皮にやさしく仕上げています。
アルカリ性カラーとノンジアミンカラーはどちらがいい?
「結局どちらがいいの?」と迷う方も多いですが、正解は一つではありません。
髪や頭皮の状態・求める仕上がりによって、選ぶべきカラーは変わってきます。
- デザインや明るさを重視する方 → アルカリ性カラーがおすすめ。しっかり発色し、幅広い色味が選べます。
- 頭皮が敏感・安全性を優先する方 → ノンジアミンカラーが安心。低刺激でツヤ感のある仕上がりになります。
- 白髪をしっかり染めたい → アルカリ性カラーの方がカバー力に優れていますがノンジアミンカラーもなかなかいいです(draw)
- 自然なグラデーションや質感を楽しみたい → ノンジアミンカラーの柔らかい染まり方も魅力です。
- 色持ちを重視したい → アルカリ性カラーがおすすめ。ジアミンの発色と吸着は最強です。
- アレルギーで染めれない→ ノンジアミンカラー一択。ノンジアミンカラーならジアミンアレルギーがあっても染めれます
施術内容によっては、部分的にアルカリカラー・ノンジアミンといった
ミックス提案も可能です。髪や頭皮の状態に合わせて、無理のないカラー選びをしていくことが大切です。
まとめ|自分に合ったカラーを選びましょう
アルカリ性カラーとノンジアミンカラーには、それぞれメリット・デメリットがあります。
重要なのは「どんな仕上がりを求めるか」「頭皮や髪の状態はどうか」
「アレルギーの有無」を踏まえて選ぶことです。
美容師に相談しながら、自分に合ったカラーを見つけていきましょう。
当店では、髪や頭皮の状態をしっかりとカウンセリングし、
お客様一人ひとりに合った薬剤・施術方法をご提案しています。
「カラーはしたいけど不安がある」「どっちを選べばいいか分からない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
平日は比較的ご予約が取りやすくなっています。
LINE・お電話・WEB予約にてお待ちしております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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