2024/9/8 縮毛矯正

縮毛矯正は薬剤をどう塗り分けるかがダメージ軽減のカギです

こんにちは
本庄市の美容室【HairResort Arak】
ヘアーリゾートアラックの
オーナー兼、美容師の大志（タイシ）です

縮毛矯正をキレイに作るには
大事な事が多々ありますが
今日のその１つ薬剤の塗り分けについて
書いてみようと思います

縮毛矯正のダメージのキモになる薬剤の塗り分け

まずはコチラの髪を見てくださいね

前回1年前に縮毛矯正を担当させて頂きまして
何もしていない状態みたいです

カットは他店のカットが
入っていて
カラーなどの薬剤を使う事は
一切してないようです

この状態から
どのような施術を行って
いくかでダメージが出てしまう髪になるか
ダメージを少なくできる髪になるかが
決まってきます

ではこれを
ダメージの度合いで
見てみましょう

こんな感じで根元がダメージのない
ノーダメージと言うのは
簡単に予測が付きますね

そしてこのゲスト様は
縮毛矯正は当店以外一切してませんし
カラーなどの薬剤施術をしてませんので
見極めがとても簡単です

つまり1年に1～2回程度の
縮毛矯正をするだけなので
中間部分が1年前の縮毛矯正のダメージだけ
毛先はその前の縮毛矯正のダメージがあるので
そこそこのダメージですけど
そこまで深刻なダメージではないんです

では今度はクセの強さを見てみましょう

ではクセの出方をチェックです

根元は強めの波状毛です
波を打つように強くうねる
クセですね

中間部分は前回の縮毛矯正から
時間が経過してますので
若干の戻りもあるでしょうが
お仕事の関係で髪を縛って
いるようですので
縛りクセがついていますね

毛先に関しては
ほとんど変化のない
縮毛矯正毛という感じです

では最後に薬剤の選定です

根元のクセが強くダメージしていない
髪にはしっかりと薬剤を効かせます

よく優しい薬で行う方が
ダメージ少ないとかいう意見もありますが
効かせる時は効かせないと
クセは伸びませんし結果もでません

大事なのは薬剤の濃度です
強ければいいも間違いで
その髪の強度や親水性は撥水度
クセの強さなどを考慮して
調節していきます

中間の過去の縮毛矯正履歴のある
所には酸性領域の優しい薬を
1度でも縮毛矯正の履歴があるなら
優しい薬でも対処は可能です

戻りや縛りクセなどを取る程度の
薬剤チョイスをしていきます

毛先に関しては
トリートメント成分で保護です

なんでもかんでも毛先まで当てると
毎回毎回毛先のダメージが
進行してしまいます

状態に合わせて
薬剤を効かせないという選択も
大事ですね

前回1年前にご来店を
頂きましたよ

クセの強さや履歴などは
先程書いた通りです

ではアフターいきましょう

キレイなストレートに
なりましたよ

もちろん乾かしただけです
仕上げのアイロンをおろか
ブローすらもしてません

あの強いクセだって
ちゃんと伸びておりますね

今日は縮毛矯正の施術において
大事な事の１つ
薬剤の事を書いてみました

他にもアイロンの当て方や
アイロン前の処置剤や
アイロン前の乾かし方
などなどあるんですが
それはまたの機会に

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