髪質改善カラートリートメントとは？

アラックの髪質改善カラートリートメントは、
カラー施術と同時に髪の内部補修と表面コーティングを行うメニューです。

• ダメージでパサつきやすい髪に、うるおいとハリコシをプラス
• カラーの色持ちとツヤ感アップ
• アイロンは使いますが、熱入れ程度の簡単な物です

髪の状態や履歴、今回のカラーの明るさに合わせて薬剤の種類や工程を微調整しているのがポイントです。

施術例①：全頭カラー × 髪質改善トリートメント

Before：全体的にまとまりにくいロングヘア

前回のご来店から2か月ほど。
ダメージで毛先が広がりやすく、表面のツヤも出にくい状態でした。

今回は髪全体をドーンパープル8LVで全頭カラーしながら、髪質改善トリートメントでツヤとまとまりをプラスしていきます。

After：指を通すとスルッと落ちるツヤ髪に

表面のザラつきがなくなり、後ろ姿のシルエットもスッと整いました。
カラーの発色もクリアになり、「結んでごまかさなくてもいいかも」と喜んでいただけました。

施術例②：リタッチカラー × 髪質改善トリートメント

Before：前回から1か月未満、根元の伸びとパサつき

前回のカラーからまだ1か月経っていないため、今回はダメージを最小限に抑えるリタッチカラーで対応。
伸びた根元だけを染めつつ、毛先は髪質改善トリートメントで整えていきます。

① 根元だけにカラー剤を塗布

すでにカラーが入っている部分には極力薬剤を重ねないよう、根元のみにカラーを乗せています。
こうすることで、色ムラを防ぎつつダメージも抑えられます。

② カラー剤の乳化で境目をなじませる

カラーの放置時間後は、シャンプー台で乳化を行います。
乳化とは、つけてあるカラー剤をお湯で少しずつ溶かしながら、根元〜中間の境目を自然になじませる工程です。
ここを丁寧に行うことで、ベタっとしない柔らかな質感に仕上がります。

③ アルカリ剤で毛先のpHを整える

リタッチカラーの場合、毛先にはカラー剤が全くついていません。
そのまま髪質改善トリートメントを塗布すると
根元と毛先でpH（アルカリ度）の差が大きくなり、トリートメントの入り方にムラが出てしまいます。

そこで、シャンプー台で毛先にだけアルカリ剤をほんの少し足して、全体のpHを揃えるひと手間を入れています。
見た目には分かりにくい工程ですが、仕上がりのツヤと手触りに大きく関わる大事なステップです。

④ 髪質改善トリートメントをたっぷり塗布

pHを整えたら、髪質改善トリートメントを塗布。
髪の内部にうるおいと栄養を入れながら、表面をなめらかに整えていきます。

⑤ 数分放置後、すでにツヤが出てきた状態

放置時間のあいだに、髪の内部で補修成分がじっくりと働いてくれます。
ここからシャンプーで余分な成分をやさしく流し、ドライヤーで丁寧に乾かしていきます。

After：根元は自然、毛先はうるツヤのロングヘアに

根元は自然な明るさで、毛先はしっとりツヤツヤ。
「いつもより手ぐしが通りやすい」「毛先のザラつきが気にならない」と喜んでいただけました。

全頭カラーでもリタッチでも、髪質改善で仕上がりが変わります

今回は、全頭カラーとリタッチカラーの2パターンで髪質改善カラートリートメントをご紹介しました。

• カラー後のパサつき・広がりが気になる
• ツヤが欲しいけれど、縮毛矯正まではしたくない
• ダメージを抑えながら、カラーも楽しみたい

そんな方には、今回のような髪質改善カラートリートメントがおすすめです。
髪の状態やライフスタイルに合わせて、薬剤や工程を細かく調整しながら施術させていただきます。

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