こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。
当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。
目次
こんな方におすすめ
- 髪型が毎朝まとまらない
- パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
- 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
- できるだけ楽にスタイリングしたい
- マンツーマンで施術を受けたい
- レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい
当店の施術のこだわり
HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。
その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。
白髪染めには、一般的なジアミンを含むアルカリカラーと、ジアミン系酸化染料を使用しないノンジアミンカラーがあります。
通常はどちらか一方を選ぶことが多いのですが、今回はノンジアミンカラーと通常のジアミンカラーを混ぜて施術しました。
一見すると「混ぜるなら、ノンジアミンカラーを使う意味がないのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、完全なノンジアミンにすることだけが目的ではありません。
今回の施術では、白髪の染まりを確保しながら、通常のアルカリカラーだけで染める場合よりも、ジアミン系酸化染料への接触量や、髪・頭皮への薬剤負担を減らすことを目的としています。
施術前の状態


今回のゲスト様は、カラー剤に対するアレルギーがあるわけではありません。
ただ、頭皮が刺激を受けやすく、通常のアルカリカラーでは施術中にしみることがあります。
カラー中に感じるピリピリ感やしみる感覚には、アルカリ剤や過酸化水素などによる刺激が関係している場合があります。
アレルギー反応とは別のものですが、刺激を感じやすい方に対して、毎回同じ強さの薬剤をそのまま使用する必要はありません。
今回は根元の新しく伸びた部分だけを染めるリタッチカラーで、毛先にはカラー剤を重ねずに施術します。
ノンジアミンカラーだけで染めなかった理由
ジアミンへの接触を避けることだけを考えるのであれば、ノンジアミンカラーだけで染める方法が最も分かりやすい選択です。
しかし、ノンジアミンカラーだけでは、希望する白髪の染まりや色味を作りにくいこともあります。
今回は完全なノンジアミンにすることよりも、白髪の染まりを確保しながら、使用するジアミンカラーの量を抑えることを優先しました。
そのため、ノンジアミンカラーとジアミンカラーを組み合わせています。
ジアミンカラーへの接触量を減らすという考え方
ジアミンアレルギーのリスクを避けるために最も確実なのは、ジアミン系酸化染料に触れないことです。
ただし、それでは一般的なアルカリカラーの多くが使えなくなり、白髪の染まりや色味の選択肢も限られます。
今回の方法では、通常のジアミンカラーだけで染めるのではなく、ノンジアミンカラーを半分組み合わせています。
そのため、通常のアルカリカラーだけを使用する場合と比べて、ジアミン系酸化染料の使用量と接触量を減らすことができます。
ジアミンカラーの量を減らしたからといって、アレルギーが起こらなくなるわけではありません。
少量のアレルゲンでも、感作やアレルギー反応が起こる可能性はあります。
それでも、カラーを繰り返す中でジアミンへの接触量を抑えることは、将来的な感作リスクに配慮するという意味があります。
大切な注意点
今回の施術は完全なノンジアミンカラーではありません。
ジアミンアレルギーがある方や、過去に酸化染毛剤でかぶれたことがある方には施術できません。
今回のカラー剤の配合

今回の配合は、次の割合です。
- ノンジアミンカラー
- 通常のジアミンカラー
- 6%オキシ
配合比率は1:1:1です。
使用しているオキシ自体は6%ですが、2種類のカラー剤と等量で混合するため、完成した薬剤全体では過酸化水素の濃度が薄まります。
また、通常のアルカリカラーが占める割合も下がるため、アルカリ濃度も抑えられます。
その結果、一般的なアルカリカラーだけで染める場合よりも、髪の膨潤や乾燥などの負担を調整しやすくなります。

頭皮への刺激を抑えるためのひと手間
今回の施術では、混ぜたカラー剤を塗布する前に、ノンジアミンカラーのライトブラウンを頭皮へ薄く塗り込んでいます。
その上から、ノンジアミンカラーとジアミンカラーを混ぜた薬剤を塗布しました。
今回はゼロテクで頭皮から薬剤を離して塗る方法ではなく、頭皮までしっかり塗り込んでいます。
そのため、先にノンジアミンカラーを頭皮へ薄く塗ることで、ジアミンを含む薬剤が直接触れる割合を減らしています。
この方法で、すべての刺激やアレルギーを防げるわけではありません。
あくまでも、通常のアルカリカラーだけを直接塗布する場合よりも、頭皮への刺激とジアミンへの接触量を調整するための施術です。
髪への負担を減らすためにリタッチで施術

薬剤の配合だけでなく、塗布する範囲も髪のダメージに大きく関係します。
今回は根元の白髪と新しく伸びた部分だけにカラー剤を塗布しました。
すでに染まっている毛先へ毎回アルカリカラーを重ねると、必要以上にダメージが蓄積しやすくなります。
毛先の色が大きく崩れていない場合は、リタッチだけで染めることで、毛先への余計な負担を避けられます。
今回の施術では、次の3つを組み合わせて負担を調整しています。
- ノンジアミンカラーとジアミンカラーを混ぜる
- 先にノンジアミンカラーを頭皮へ薄く塗る
- 根元だけのリタッチで施術する
2cmカットしてレイヤースタイルを整える
カットは全体を約2cm切り、レイヤースタイルを整えました。
襟足の長さを調整しながら、表面にはレイヤーを入れています。
後頭部には自然な丸みを作り、サイドへ流れる毛流れを生かしたスタイルです。
最後はブローでツヤと毛流れを出して仕上げています。
仕上がり

根元の白髪が周囲の髪となじみ、暗くつぶれすぎない自然なブラウンに仕上がりました。
カラーの染まりを確保しながら、通常のアルカリカラーだけで染める場合よりも、ジアミン系酸化染料とアルカリカラーの使用量を抑えています。
ブローによって表面にはツヤが出て、レイヤーの柔らかな毛流れも分かりやすくなりました。

このカラー方法が選択肢になる方
今回のような施術は、次のような方にとって選択肢の一つになります。
- 通常のアルカリカラーで頭皮がしみやすい方
- ジアミンアレルギーではない方
- 完全なノンジアミンカラーでなくてもよい方
- ノンジアミンカラーだけでは白髪の染まりが物足りない方
- 白髪の染まりと頭皮への負担の両方を考えたい方
- 繰り返すカラーでジアミンへの接触量を減らしたい方
- 髪が細く、カラーによる乾燥やダメージが気になる方
この施術ができない方
今回の施術にはジアミンカラーが含まれています。
そのため、次のような方には施術できません。
- ジアミンアレルギーがある方
- 過去に酸化染毛剤でかぶれたことがある方
- カラー後に強いかゆみや赤みが出たことがある方
- カラー後に顔やまぶたが腫れたことがある方
- 完全なノンジアミンカラーを希望する方
- 頭皮に傷や湿疹、炎症がある方
ジアミンカラーの量を減らしても、アレルギー反応が起こる可能性はなくなりません。
頭皮がしみるという刺激と、ジアミンによるアレルギー反応は別のものです。
過去にカラーで強い症状が出たことがある場合は、少量なら大丈夫と判断せず、使用を避ける必要があります。
ノンジアミンと通常の白髪染めの中間という選択肢
今回の施術は、完全なノンジアミンカラーではありません。
そのため、ジアミンアレルギーの方に対応するためのカラーではなく、アレルギーを確実に防ぐ施術でもありません。
一方で、通常のアルカリカラーだけで染めるよりも、ジアミン系酸化染料の使用量と接触量を減らすことができます。
さらに、アルカリカラーの割合を抑え、リタッチだけで施術することで、髪への負担も調整できます。
完全なノンジアミンカラーでは染まりが物足りない。
しかし、通常のアルカリカラーを毎回そのまま使うことにも不安がある。
そのような方にとって、白髪の染まりと、髪・頭皮への負担のバランスを考えた中間的な選択肢になる施術です。
頭皮の状態や過去のカラー履歴、白髪の量、希望する色によって適した施術は変わります。
カラー中の刺激や髪のダメージが気になる方は、施術前のカウンセリングでご相談ください。
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