こんにちは
本庄市の美容室【HairResort Arak】
ヘアーリゾートアラックの
オーナー兼、美容師の大志（タイシ）です

このブログでも何回も書いてますが
カラーをした後の後処置は
とても大事な作業です

この作業をしている、いないで
髪や頭皮の今後がどうなっていくのか
決まると言ってしまっていいくらい
大事な作業です

今日はそんなお話を

カラーの後にやる後処理の重要さ

カラーリングをした後に
シャワーで良く流す
シャンプーで良く洗うと
いうかもしれませんが

実はそれ
きちんとカラー剤などの
薬剤を処置できてない可能性があります

カラーリングの後の乳化って知ってますか？

こんにちは 本庄市の美容室【HairResort Arak】 ヘアーリゾートアラックの オーナー兼、美容師の大志（タイシ）です カラーリングを行った後に 乳化という作業があります さてこの乳化って 何 ...

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上記のように
何気なくやっている行動には
実は重要な意味があってやっているんです

そしてカラーリングでの施術では
こんな処置があるんです

・前処置（カラーをする前にやる処置）
・中間処置（カラー剤に混ぜたり流す前にやる処置）
・後処置（カラー後にやる処置）今日のメインの話

・前処置（カラーをする前にやる処置）

カラーの施術をする前にする処置剤などの工程です

カラーによる髪のダメージを減らす目的だったり
髪に必要な栄養素を入れておいたりしてダメージ軽減など
薬剤によるダメージレスを重視する目的の処置になりますね

・中間処置（カラー剤に混ぜたり流す前にやる処置）

カラー剤に処置剤を混ぜたり
シャンプーなどで流す前にする処置剤の工程です

カラー剤に入れる事で発色を良くしたり
流す直前にカラーの反応をストップさせたり
カラーの色モチなどを重視した目的でやる処置になります

・後処置（カラー後にやる処置）

カラー剤のダメージの原因になる薬剤を無毒化したり
髪や頭皮に残った成分を除去・抹消する工程です

本来なら1番やらなければいけない工程ですが
シャンプーで落とせるという考えが多く
ほとんどの美容室でやられることがないのが
この後処置です

確かにシャンプーでしっかり洗えば
髪や頭皮についたカラー剤は流れますので
いらないと思われてしまうかも知れないですね

でも薬剤は頭皮や髪に残っているんです
お客様も目に見ることができない処置なので
やっているかいないか判断つかない工程でもありますので
やらない美容室が多いのも事実ですね

後処置の効果は後から実感できるようになる

先ほど見過ごされがちの後処置と書きましたが
実は後になればなるほど実感できるのが
後処置という事をご存じでしょうか？

・例えばサロンから帰宅した後に
薬剤の匂いが気になるか・ならないか。

・かなり長さを伸ばしているのに
カラーしてても髪のダメージを大きく感じにくい

こんな感じで後から感じる効果が出るのが
後処置ですね

さらに長い目で見るとこんな効果も

・アレルギーの発症リスクを下げれる
・頭皮のダメージ軽減で薄毛などの予防
・ダメージで伸ばせなかった髪が過去最長まで伸ばせる
・切れ毛や枝毛が減った

そうなんです
見落とされがちな見えない薬剤が残っている事で
それらが頭皮や髪に悪さをするから
長い目で見た時に大きな違いが出てしまうんですね

アラックでの後処置の工程を見てください

まずは最初の作業
乳化になります

この作業はシャンプー台にお湯をためて
そのお湯で頭皮についたカラー剤を
クチャクチャと揉みこんでいきます

こうすることで
頭皮についたカラー剤を落としていったり
根本から毛先にかけて色を均一にしたり
カラー剤によってアルカリに傾いている
頭皮や髪を中和していったり
髪の内部に入りすぎているアルカリ剤を掻き出したり
などなどいろいろな効果が得れる作業です（結構重要）

乳化をある程度しましたら
ここにヘマチンシャンプーを少し入れて
さらに揉み上げていきます

これによって分子と分子が結びつきやすくなり
カラーの発色を良くしたり色落ちを防いだり
アルカリに傾いた状態を中和したりなどの効果ができます

流した後にヘマチンシャンプーでシャンプーです

このヘマチンがカラー剤に含まれる
過酸化水素を除去してくれるます

過酸化水素は反応の高い薬剤なので
カラーを流す時点で早めに除去するべきですね

ここまでの乳化とヘマチンの使用によって
・過酸化水素除去
・アルカリに傾いた髪や頭皮を中和
・アルカリ剤の除去
・消臭
ここまでで髪や頭皮に薬剤は残らない状態です

さらに
・カラー剤の発色に安定（カラーのモチ）
・抗男性ホルモン（薄毛予防）
・細胞代謝活性促進（乱れた細胞の鎮静化）
などの嬉しい副効用も得られます

ヘマチントリートメントを浸透させて
髪の内部や頭皮も薬剤の無毒化させて
細胞を活性化させます

そこに

CMCと呼ばれる
キューティクルの接着剤と呼ばれる物を
一緒に入れていきます

カラーによって開いてしまったキューティクルを
再び閉じるだけでなく
開きにくくするために使いますね

そしてアロマトリートメントですね
ここまででかなりサラサラになります

後処置をしてないサロンの場合は
シャンプー後に
このトリートメント処置をして終わりですので
先ほど書いた薬剤除去や副効用は得られないですね

最後に流した後に

油分が足りない分を
足しておきます

これは髪の状態によって
使ったり使わなかったりですね

では乾かしてみましょう

アフター

サラサラのツヤ髪になりましたよ
今回は髪質改善トリートメントをしてないので
通常のツヤ髪になってますね

まとめ

後処置が大事な作業だという事が
伝わったでしょうか？

シャンプー台でやる作業なので
お客様には伝わりにくいですので
何をやってるかわからないのが大半のようです

前処置はこれを付けますなど
工程が見えますので
わかりやすいですけどね

最後まで読んで頂き
ありがとうございます

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