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2025/12/11 縮毛矯正

表面はまっすぐなのに内側がうねるロングヘアを自然に伸ばす縮毛矯正

アイキャッチ画像

こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。

当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。

こんな方におすすめ

  • 髪型が毎朝まとまらない
  • パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
  • 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
  • できるだけ楽にスタイリングしたい
  • マンツーマンで施術を受けたい
  • レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい

当店の施術のこだわり

HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。

その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。

こんにちは、タイシです。
「表面はそんなにうねって見えないのに、内側だけ強くうねる」
「耳後ろだけすごく広がる」――そんなお悩みを持つ方は意外と多いです。
今回は、日本人に一番多い強めの波状毛を、できるだけダメージを抑えながら
自然なストレートに仕上げた縮毛矯正の施術例をご紹介します。

以前、酸性縮毛矯正に取り組んだ時期に私自身スランプを経験しましたが
今では薬剤とアルカリコントロールのバランスを見直し、安定してキレイに伸ばせるようになりました。
同じようにクセでお悩みの方の参考になればうれしいです。

今回のゲスト様の髪の状態(ビフォー)

表面は一見まっすぐに見えるロングヘアのビフォー写真
一見するとほとんどクセが分からない、ロングのストレートヘアに見えます。
髪の内側をめくった時に出てくる強い波状毛のビフォー写真
しかし内側をめくると、しっかりとした波状毛が現れます。
耳後ろ付近の強いクセのビフォー写真
特に耳後ろ付近はクセが強く、湿気がある日はここから膨らみやすい状態でした。

写真は写せないですが顔周りもかなり強いです
髪質は柔らかめでダメージしやすい髪です。
毛先に多少のダメージはありますが、カラー歴は1年以上はなく、縮毛矯正の土台としては悪くない状態です。

ただ細い柔らかい毛質なので薬剤のダメージを受けやすいので
薬剤選定には慎重にならないといけません

日本人に多い「強めの波状毛」とは?

今回のゲスト様のような波状毛は、日本人に一番多いクセのタイプです。
・濡れている時は比較的まっすぐ
・乾くと内側でうねり出す
・表面は落ち着いて見えるのに、内側と耳後ろだけモコッと膨らむ

このタイプは「なんとなく扱いづらい」「梅雨だけ急に広がる」と感じている方が多く、
本人も“自分が縮毛矯正レベルのクセだと気づいていない”こともあります。

カウンセリングで大切にしていること

Arakでは、縮毛矯正のカウンセリングの際に、まずは

  • どの部分のクセに一番ストレスを感じているか
  • 仕上がりは「しっかりストレート」か「自然なストレート」か
  • 今後も伸ばしていきたいのか、カットで変えていきたいのか

といった点を丁寧にお聞きしています。

一時期“酸性縮毛矯正”が流行しましたが、この技術はとても繊細で
薬剤の扱いを誤るとクセが伸びなかったり、逆にダメージが残ったりと難しい側面もあります。
私自身も当時この技術に悩んだ時期がありましたが
試行錯誤を重ねて、今では髪にとって負担の少ない形で、安定して伸ばせるバランスを確立しました。

縮毛矯正は“薬剤を付ければ伸びる”という単純な技術ではありません。
どれくらい浸透させるか、髪にどんな反応を起こさせるか、その土台になるのがアルカリコントロールです。

  • アルカリを弱くすると膨潤が少なくダメージは減るが、クセは伸びにくくなり高度な技術が必要
  • アルカリを強くするとクセは伸ばしやすいが、その分髪への負担が大きくなり、長期的にはハイダメージにつながる

このバランスをどう組み立てるかが、縮毛矯正の仕上がりとダメージを左右します。
「その日だけまっすぐになれば良い」ではなく、1年後・3年後もキレイな髪でいられるように。
そんな気持ちで薬剤選定とアイロン操作を行っています。

施術の流れ

1.薬剤選定と塗布

根元~中間はクセの強さに合わせて、必要なだけしっかり反応させつつ、毛先は既存ダメージを考慮してパワーを落とした薬剤を使用しました。
耳後ろや内側のクセが特に強い部分は、塗布量とコーミングの回数を微調整しながら、できるだけ均一に薬剤が行き渡るようにしています。

2.シャンプー台での中間処理

一度お流ししたあと、必要な栄養分とpH調整を行い、アイロン前に髪のコンディションを整えます。
ここでのひと手間が、仕上がりの質感と持ちの良さにつながります。

3.アイロン工程(ここが技術の見せどころ)

縮毛矯正のアイロン施術中の様子・ロングヘアの中間から毛先を丁寧に伸ばしている写真
縮毛矯正のアイロン工程でロングヘアに角度をつけてスルーしている写真

ロングヘアの縮毛矯正は、アイロンの角度とテンションがとても重要です。
長さがある分、毛先まで均一に熱を通すには、どうしても中腰やスクワットのような姿勢になります(笑)

・根元は立ち上がりを潰さないように浅めの角度で
・中間はクセをしっかり伸ばしつつ、折れないように丁寧にスルー
・毛先は硬くならないように熱を入れすぎない、など

一本一本の髪の「向き」と「ねじれ」をほどくイメージで、丁寧にアイロンワークを行いました。

4.2液処理~ドライ

アイロン後は2液で形を固定し、ドライ後に軽くブラシを通して仕上がりをチェックしていきます。

アフターの仕上がり

縮毛矯正後のロングヘアの仕上がり・全体のアフター写真
全体がスッとおちる、自然なストレートに仕上がりました。
縮毛矯正後の髪内部の写真・うねりがしっかり伸びているアフター写真
内側の強い波状毛もしっかりと伸びています。
縮毛矯正後の耳後ろ付近のアフター写真・クセが収まっている様子
特に広がりやすかった耳後ろも、自然におさまるようになりました。
コームを通してツヤ感をチェックしているアフター写真
コームを通した時のこのツヤ感。触り心地もサラサラです。

今回の縮毛矯正のポイントまとめ

  • 表面はまっすぐに見えるけれど、内側と耳後ろに強い波状毛があるケース
  • アルカリコントロールで、必要な部分にはしっかり効かせつつ、毛先の負担は最小限に
  • アイロン角度とテンションを細かく調整して、ペタッとしすぎない自然なストレートに
  • 仕上がりだけでなく、1年後・3年後もキレイな髪でいられるように設計

こんな方におすすめの縮毛矯正です

  • 内側だけ強くうねって、表面とのギャップに悩んでいる
  • 耳後ろや襟足がモコっと膨らみやすい
  • 以前の縮毛矯正でダメージが気になり、それ以来かけるのが怖くなっている
  • まっすぐすぎるストレートではなく、自然でやわらかい質感にしたい

まとめ:ダメージを抑えながら、扱いやすいストレートヘアへ

縮毛矯正は、とても奥が深く難しい技術です。
だからこそ、薬剤やアイロン操作の一つひとつに意味を持たせて
「今だけラク」ではなく「これから先もキレイ」な髪を目指したいと考えています。

内側のうねりや耳後ろの膨らみでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
髪の状態やライフスタイルに合わせて、無理のないプランをご提案させていただきます。

施術のご予約はお早めに!
平日が比較的ご予約取りやすくなっています。
ご希望の方はLINE・お電話・WEB予約にてお待ちしております。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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