こんにちは
本庄市の美容室【HairResort Arak】
ヘアーリゾートアラックの
オーナー兼、美容師の大志（タイシ）です

酸性縮毛矯正とか
水抜きアイロンなら
ダメージ少ないといろいろありますが
これってきちんとやらないと
通常の縮毛矯正より傷みますから

今日はそんなお話

水抜きアイロンだから伸びるとかキレイになるじゃないです

酸性縮毛矯正と言われる物が
流行って気が付けば5年6年7年・・・・
まぁそれなりに年数が経過しました

当時は薬剤が弱いので
ダメージ少なく縮毛矯正をかけれる
アルカリ膨潤がない分ダメージしない
そんな言葉もあったくらいでした

ただ実際はクセが伸びる事は少なく
思った以上にダメージすると
扱わなくなったお店も多々でしたね

でもそんな薬剤でもキレイに伸ばせる
方法があると言われて誕生したのが
水抜きアイロン法と呼ばれる技術

元々はビビり毛を治す為に
始められたアイロン法が
酸性縮毛矯正の可能性を広げたのです

そして優しい酸性縮毛矯正の薬で
水抜きアイロンすると少ない薬剤ダメージでも
クセがキレイに伸びてしまう
これをキッカケに酸性縮毛矯正は傷まない
なんて言葉ができたんですよね

水抜きアイロンは髪の水分量がキモ

タイシはもうほとんどの
縮毛矯正の施術を
水抜きアイロンでやっております

ではそのやり方は

わずかに髪が湿っているかも
くらいの状態でアイロンの熱を
与えるのが水抜きアイロンです

これは水抜きと聞くだけで
濡れている髪にアイロンなんて
イメージするかもしれませんが
濡れている髪だと

ジュ～～～～！！！と音がして
一瞬にしてハイダメージ毛になります
これ水が鉄板の上でハネているのと
同じ状態ですので
髪にとって大変な事になります
ヘタするとビビり毛になっちゃいます

逆に乾かしすぎると
今度は通常のアルカリ矯正と
一緒になってしまいますので
酸性縮毛矯正の薬ではクセが伸びない
となってしまうんですね

つまり髪に含まれる水分が多すぎても
少なすぎても失敗してしまう
これが水抜きアイロンの難しい所です

水抜きアイロンが出来るとキレイに仕上がる

ただこの難しい水抜きアイロンが
出来てしまうと

・髪が柔らかな質感で仕上がる
・自然な形で縮毛矯正をかけれる
・ハイダメージ毛にも対応できる
・ダメージの少ない縮毛矯正ができる
などメリットが大きいです

今日のゲスト様

超多毛で強いクセです
本来であればアルカリ矯正を
やる所ですが
毛先のダメージは大きい

そして自然に収まるのに
拘りたいので
酸性縮毛矯正でいきます

前回はリタッチでやりましたので
今回は全頭でいきます

では
アフター

全体を縮毛矯正をあてて
毛先に丸みが出るように
アイロン操作しましたよ

クセも
ちゃんと伸ばしましたよ

まとめ

酸性だからダメージ少ない
水抜きアイロンだから
仕上がりがキレイではないんです

どちらも
きちんと使いこなして
結果がでるんですね

逆に言えばどんなに水抜きアイロン
出来ても薬剤選定でミスしていれば
失敗になっちゃいますので

最後まで読んで頂き
ありがとうございます

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