こんにちは
本庄市のHairResort Arak
ヘアーリゾートアラックの
オーナー兼、美容師の大志(タイシ)です
当店では普段から
酸性縮毛矯正をしておりますが
こんな時はアルカリ縮毛矯正をします
それは
超々バージン毛(ノーダメージ毛)&
ハイパー健康毛の場合です
目次
アルカリ縮毛矯正と酸性縮毛矯正の違い
ちょっと今回はマニアックな事を
書いていきます
なるべくわかりやすく
いきますので
読んでくださいね
そうすれば酸性縮毛矯正が
難しい理由は伝わると思います
酸性とアルカリはPHで
縮毛矯正でもパーマでもカラーでも
薬剤の酸性かアルカリ性かは
0~14のPHという値で
表されています
数字が小さいと酸性
逆に大きいとアルカリ性
丁度真ん中の7が中性です
そして健康な髪は
PH4.3からPH5.5くらいの
酸性だと言われています
そしてカラーなり縮毛矯正なりパーマなり
施術をするのに髪をアルカリ性の傾けて
色をいれるなり形を変化させるなりします
なんでアルカリに傾けるのか?
それは髪をアルカリに傾けないと
色を付けれないパーマがかからないと
髪が変化させづらいからです
ただ問題もアルカリ剤が髪に侵入して
アルカリに傾くと髪はダメージします
これが長時間続いたり
回数がかさむとハイダメージになるんですね
そこで注目したいのが
アルカリに傾けない酸性領域の
パーマ液や縮毛矯正剤やカラーです
アルカリに傾かない事で
アルカリによる髪の膨潤や
タンパク質流失を抑える事ができます
ただこちらも問題が
酸性でやるので薬が作用しづらいので
パーマがかからない 染まらないなどの
不都合が出てきます
それをカバーする為に
今度は物理的作用も必要になるんですね
それが美容師の技術による所です
縮毛矯正やパーマの場合は
酸性でやる場合
髪の水分量をチェックしながら
熱を与えていくんですが
水分が多すぎると
パーマがかからない、癖が伸びない
髪が「ジュ~~」と音をあてて
内部で水素爆発を起こしてハイダメージ
なんてトラブルを起こします
逆に水分が少ないと
これも同じくパーマがかからない
癖が伸びないと
これも全く変化しないで
ダメージだけ残るとなります
つまり酸性でのパーマや縮毛矯正は
とても難しい技術が必要なんです
カラーもです
アルカリに傾かないという事は
タンパク流失しない
つまり明るくならないのです
髪にはメラニン色素という物質があります
これが髪から抜かれないと
黒いままの髪なんですね
だから酸性カラーも
扱いが難しいんです
それでも酸性を使うのは
さて酸性の薬が使えない
使いづらいという事が
伝わったかも知れませんが
ではなんで酸性を使うのか?
それは髪をこれ以上ダメージさせたく
ないという場合には有利だからです
今の世の中カラーやパーマなど
ダメージしてない髪の方が
珍しいのではないでしょうか?
そんな髪の状態に
さらに追い打ちをかけるように
ダメージさせるアルカリは
なるべく避けたいと思うのは
髪を綺麗にする仕事の美容師さんなら
当たり前に思う事だと思います
そんな想いから
酸性の薬剤を使って
なるべくダメージさせないように
縮毛矯正やパーマやカラーができたらと
いろいろ試行錯誤しております
ダメージをわかった上でアルカリも使います
さてダメージ毛に酸性を使うと
書いてきましたが
アルカリを使う時もあります
最初に書いた
ハイパー健康毛で
ノーダメージ毛(バージン毛)です
ダメージしていないので
薬による髪の変化がしづらいです
さらにハイパー健康毛だと
薬剤に対しての抵抗力も強いです
どんな髪でしょうか?
中学生や高校生などの
元気いっぱい
若さ一杯の髪ですね
では今日の施術を
今日のゲスト様
はい
超健康毛です元気いっぱいな髪です
水も弾く勢いです
毛先に若干の縮毛矯正履歴(当店)
ありますが
ほぼほぼノーダメージですね
癖は日本人にはお馴染みの
波状毛です
ではこの癖を綺麗に
していきますよ
アルカリの超強力な薬剤で
一気に攻めます
しばらく自然放置後に
特殊な酸熱トリートメントと
油分などを入れていきます
アイロンで伸ばしていきまして
2液塗布後に流して
最後に乾かせば
はい美しいですね
バージン毛での
特有の艶感にプラスして
髪質改善トリートメントの艶感まで
癖もちゃんと伸びていますからね
まとめ
今回の記事は何が言いたかったかと
いいますと
酸性だからダメージしないとか
アルカリだから傷むとか
ではなくて
髪の状態に合わせて
酸性なりアルカリなり
使う事で
良い結果がでると
いう事でした
ここのお店は酸性の薬を
使っているから安心とか
思わないで
適材適所で薬を使い分けているか
その方が大事ですね
まぁ最後に
結果が良ければ
なんでもいいんですけどね
こんな感じで
最後まで読んで頂き
ありがとうございます
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