こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。
当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。
目次
こんな方におすすめ
- 髪型が毎朝まとまらない
- パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
- 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
- できるだけ楽にスタイリングしたい
- マンツーマンで施術を受けたい
- レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい
当店の施術のこだわり
HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。
その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。
ただ、ここで一つだけ大事な話があります。“炭酸”は同じに見えて、作り方が違うと中身が別物になりやすい。
そして、その違いが「使用後の質感(髪の収まり・頭皮のさっぱり感)」に影響することがあります。今回は、CO₂(気体)を水に溶かして作る炭酸と、タブレット(重曹+クエン酸などの反応)で作る炭酸の違いを、化学寄りで解説します。
「どっちが良い・悪い」ではなく、“性質が違う”という話です。
結論:炭酸は「CO₂を溶かす方式」と「化学反応で発生させる方式」で性質が変わる
- CO₂直圧(圧入)式:水にCO₂(気体)を溶解させて炭酸水を作る(物理的に溶かす)
- タブレット式:粉末成分が水中で反応してCO₂を発生させる(化学反応で作る)
どちらも最終的に「水+CO₂」にはなりますが、
“作り方”が違うと、水の中に残るもの(イオンなど)や、pHの動きが変わりやすいのがポイントです。
当店の炭酸泉システム(CO₂直圧式)



当店は水(お湯)にCO₂を圧入して溶かすタイプの炭酸泉を使用しています。
炭酸濃度は約1000ppm(メーカー算出)。pHは測定が難しい環境ですが、CO₂が水に溶けることで弱酸性側に傾くのは化学的に自然な挙動です。
科学パート:CO₂が水に溶けると、なぜ「弱酸性」になるのか?
CO₂は水に溶けると、次の平衡を作ります。
- CO₂(気体) ⇄ CO₂(溶存)
- CO₂(溶存)+H₂O ⇄ H₂CO₃(炭酸)
- H₂CO₃ ⇄ H⁺ + HCO₃⁻(重炭酸イオン)
ポイントは、H⁺(水素イオン)が増える方向に少し動くため、pHが下がりやすい(酸性側へ)ということ。
これが、CO₂炭酸が「弱酸性寄り」と言われる理由です。
さらに、CO₂を多く溶かすほど(=炭酸濃度が高いほど)溶存CO₂が増え、平衡の結果としてpHが下がりやすい傾向になります。
※溶ける量は圧力にも左右されます。これはヘンリーの法則(気体の溶解度は分圧に比例する)で説明できます。
ざっくり言うと、圧力をかけるほどCO₂が水に溶けやすいということです。
タブレット炭酸は何が起きている?(化学反応でCO₂を作る)
家庭用や一部の簡易システムは、炭酸タブレット(重曹やクエン酸など)を使ってCO₂を発生させます。
代表的な反応イメージはこうです。
炭酸水素ナトリウム(重曹)+酸(例:クエン酸) → CO₂(発泡)+塩(クエン酸塩など)+水
ここで重要なのは、CO₂を発生させると同時に、水中に“イオン(塩類)”が増える設計になりやすい点です。
これは「悪い」という意味ではなく、“水の性質が変わる”という話。
水の性質が変わると、何が起きやすい?
- 電解質(イオン)が増える:水の導電性・溶けている成分(TDS)が増えやすい
- pHが設計次第で動く:配合比・温度・水質で酸性/中性/アルカリ寄りに揺れることがある
- すすぎの影響を受けやすい:成分が水中に残る前提なので、使用後のすすぎ量や髪質・肌質で体感差が出やすい
つまり、タブレット式はCO₂だけでなく“水に溶けた成分”も一緒に増える作り方になりやすい。
ここが、CO₂直圧式と大きく違うポイントです。
「炭酸なのにゴワつく?」が起きるとしたら、原因は“炭酸”そのものではない可能性
「炭酸をやったら髪がゴワついた」「頭皮がムズムズした」という声を聞くことがあります。
これを“炭酸のせい”と断定するのは正確ではありません。
ただ、科学的に見れば、体感差が出る可能性のある要素はあります。
- 溶けている成分(イオン量・TDS)の違い
- pHの揺れ(酸性〜中性〜アルカリ)
- すすぎ量・施術工程(シャンプー剤や処理剤との組み合わせ)
- 肌質・髪質の個人差(敏感肌・ダメージ毛など)
なので、「炭酸=同じ効果」と考えるより、
“どんな方法で、どんな水質の炭酸を作っているか”を見るのが本質です。
当店がCO₂直圧式を選ぶ理由(理屈ベース)
当店がCO₂直圧式を採用している理由はシンプルです。
- CO₂を水に溶かすだけなので、水の性質をコントロールしやすい
- 余計な成分設計が入りにくく、施術後の質感が安定しやすい
- 高濃度(例:1000ppm)を作りやすく、狙った“炭酸の仕事”を出しやすい
※もちろん、最終的な体感は施術工程全体で決まります。
だからこそ当店では、炭酸を「とりあえず付ける」ではなく、目的(皮脂/残留物/アルカリなど)に合わせて使い分けています。
自宅で炭酸タブレットを使う方へ(科学的におすすめの使い方)
タブレット式がダメという話ではありません。
ただし、性質上体感差が出やすいので、次を意識すると安全です。
- 使用後はしっかりすすぐ:水中の成分が髪や肌に残らないように
- 濃度を上げすぎない:「多いほど効く」ではなく、刺激になる場合も
- 頻度は様子を見て:敏感肌・乾燥肌の方は回数を調整
「炭酸=気持ちいい」だけで終わらせず、
自分の髪と頭皮に合う設計・使い方を選ぶのが、いちばん失敗しにくいです。
まとめ:同じ“炭酸”でも、作り方が違うと「水の性質」が変わる
- CO₂直圧式:CO₂(気体)を水に溶かす。弱酸性寄りになりやすく、設計がシンプル
- タブレット式:化学反応でCO₂を発生。水中のイオン量やpHが設計・条件で変わりやすい
炭酸は便利なツールですが、
「炭酸を使っているか」よりも、「どう作って、どんな水質で使っているか」が重要です。
当店ではCO₂直圧式の炭酸泉を、目的に合わせてヘッドスパやシャンプー工程に組み込み、
“気持ちいい”だけでなく理屈の通ったケアとして提供しています。
よくある質問(FAQ)
Q. CO₂直圧式だと、使用後に何も残らないって本当?
CO₂は水に溶けて炭酸平衡を作りますが、すすぎ・乾燥の過程でCO₂は抜けていきます。
一方でタブレット式は反応由来のイオンが水中に残る設計になりやすく、ここが違いになり得ます。
Q. 炭酸は髪に良いの?
炭酸自体が髪を“修復する”というより、皮脂・残留物・pHなどを整える補助ツールと考えるのが現実的です。
何を目的に、どんな工程で使うかが大切です。
Q. 家庭用タブレットは使わない方がいい?
使ってOKです。ただし、濃度やすすぎ、肌質との相性で体感差が出ることがあります。
“強くやれば効く”ではないので、様子を見ながら調整がおすすめです。
炭酸ヘッドスパをご希望の方へ
「炭酸って結局なにが違うの?」
そう感じた方は、頭皮状態・髪質・普段のケアを見た上で、当店の炭酸泉の使い方をご提案します。
気になる方はお気軽にご相談ください。
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