こんにちは
本庄市の美容室【HairResort Arak】
ヘアーリゾートアラックの
オーナー兼、美容師の大志(タイシ)です
アイロンを使っている人で
アイロンの熱を少しでも減らそうと
対策する事があると思いますが
その対策がそもそも
合っているんでしょうか?
今日は
髪のダメージを考えたアイロンの使い方や
対策のお話です
目次
アイロン当てる時にオイルは必要?
髪のダメージを考えて
アイロン前にオイルをつけましょうと
美容師さんに言われた事ないでしょうか?
有名な所で言えば
スタイリングオイルをつけて
髪のダメージを保護してアイロンをしましょう
みたいな事を言われた事もあると思いますが
まずスタイリングオイルをつけてからの
アイロンは今すぐにやめましょう
理由は髪が傷むからです
アイロン前のヘアスタイリングオイルはやめましょう
ヘアスタイリング系のオイルは
油脂系オイルがほとんどです
このオイルが髪の内部の水分の蒸発を防いでくれるので
アイロンの熱から髪を守ってくれるは正解ですが
髪の内部の水が蒸発しないと
実はアイロンの意味がないんです
コテなどで形を作る時には
髪の内部の水が蒸発をして形を形成しますが
その蒸発を防いでしまうのがスタイリングオイルです
特に最近のスタイリング系のオイルは
そのままハンドクリームやオイル代わりになり
手の保湿にも役立ちます
つまり水の蒸発を防いでくれているんです
さらにオイル(脂)は熱の沸点が高いので
熱が加わればどんどん温度を上げていきます
天ぷら油が熱が上がると
とんでもない温度になるのと同じです
水なら蒸発してしまいますが
油は違います
熱がどんどん上がり
さらに簡単に温度が下がらない
つまり髪に付着したオイルは
熱をもらうと、そこの熱を帯びて
留まるので髪に熱こもらせて長い時間
高温でとどまってしまうのです
これでは髪は傷んでいまいます
熱によるタンパク変性をしてしまうんですね
ストレートアイロンでストレートにするときは
では何もつけない方がいいのか?
それもいいとも言えません
特にストレートアイロンなどで
クセなどをまっすぐにしたい時には
ヘアアイロン用のオイルなどを選びましょう
ヘアスタイリング用のオイルとは違い
熱反応を効率よく利用して
保湿力を高めてくれます
枝毛をコートして
さらさらな質感に仕上げてくれますよ
ヘアアイロン用オイルでも注意は必要
ではヘアアイロン用なら
どう使っても大丈夫なのか?
答えはノーです
オイルをつけた後に
きちんとドライヤーで乾かしてから
アイロンです
乾いた髪にオイルをつけて
ドライヤーもイマイチです
理由はムラになりますので
濡れた髪につけて乾かしましょう
その後にアイロンです
つまり朝起きて
オイルをつけてアイロンでは
やはり効果半減
下手すれば髪を傷める事になってしまいます
だから手間でも
濡れた髪に均等に塗布をして(付けすぎ厳禁)
ドライヤーで乾かしてから
アイロンをしていきましょうね
イメージは水と油です
水と油は混ざりません
このように下が水で上が油
髪の内部に水を行きわたらせ
表面に油をひく
乾いた髪だと
油がうまくひけないんです
そもそも髪をダメージさせたくないならアイロンしない方がいいの?
まぁアイロンを使わないのが
1番ダメージしない方法です
でもそれではオシャレもできない
まとまらない髪はどうすれば
となりますよね
巻き髪ならたまに当てる程度に
しましょうとなりますが
ストレート系ならほぼ毎日になっちゃいます
だからアイロン用オイルで熱保護しましょうという
事になってくるんです
手間だと思いますが
濡れた髪にアイロン用オイルをつけて
しっかりと乾かしてアイロンをしましょう
それが不便なら
たまにアイロンを当てるとかに
して熱のダメージを減らすしかないです
コテで形を作る時は手早く巻く
コテで形を作る時は
できれば何もつけないで
1回で形を作るのが
もっとも髪を傷めない方法です
ただ一般の方には
なかなか難しいと思います
だから先ほどのアイロン用オイルを使いましょう
ここで重要なのは
コテで形を作る時は
オイルの量は微量にするという事です
最初にも書きましたが
コテで形を作るには
髪の内部の水分が蒸発するのが条件です
あまり油分が多いと水分が蒸発できない為
形を形成できずに
何回もコテをあてて髪を傷める事になります
なるべく少ないオイル量で
形を作る
またはつけないで素早く
形を作る
コテの場合は
熱のダメージを考えるより
短い時間で形を作り
熱が髪にあたる時間を少なくするのが
大事な事になります
なのでコテのヘアスタイリングは
たまにやる程度で
考えて使っていきましょう
(ストレートアイロンもできればなんですけどね)
アイロンの温度を下げるのは効果ある?
アイロンの温度を下げるのは
効果はあると思います
ただですね
ダメージ軽減という意味では
効果はあると思いますが
アイロンでの形を形成するという意味では
全然効果なしという事になります
特にコテは
温度を下げると形になりづらいです
コテを扱いなれている美容師さんなら
温度を下げても問題なく
形にする事は可能でしょう
しかし一般の方はなかなか難しいと思います
低い温度で言っても100℃は超えているんですから
一般的には高温です
130℃で何回も何回も当てるのと
180℃で1回で終わるのなら
1回で終わる方がダメージは少ないです
でも温度を下げても形が作れるなら
下げた方がいいと思いますよ
モデル撮影などで
コテを使って形を作るタイシですが
180℃ないと形はなかなかできないです
ダメージ毛や軟毛で
160℃とかでやってますので
まとめ
アイロンは形を作るアイテムとしては
とてもいいものだと思います
ただ高温の処置をする物でもあるので
髪への熱ダメージは
避けられない物でもあります
使うなら髪の保護を考えてオイル使用とか
使う頻度を減らすとか
熱の温度を下げるなどの対策をして
上手に使っていく事が
ダメージを抑えられる方法だと思います
最後にアイロンは熱のダメージは出ますが
薬剤を使用してなければ
極度に傷むことがないのも本当の所です
ビビり毛やフニャフニャ毛になる事は
アイロンだけではあり得ないので
極度に心配しすぎるのも
ナンセンスという事も伝えておきますね
最後まで読んで頂き
ありがとうございます
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