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2026/6/26 縮毛矯正 業界の話

縮毛矯正の失敗はなぜ起こる?直せる失敗と直しにくい失敗を美容師が解説

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こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。

当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。

こんな方におすすめ

  • 髪型が毎朝まとまらない
  • パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
  • 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
  • できるだけ楽にスタイリングしたい
  • マンツーマンで施術を受けたい
  • レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい

当店の施術のこだわり

HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。

その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。

縮毛矯正の失敗には、いくつかの種類があります

縮毛矯正は、クセや広がりで悩んでいる方にとって、とても頼りになる施術です。

うまく仕上がれば、毎日のアイロンが楽になったり、乾かしただけでまとまりやすくなったりします。

ただその一方で、縮毛矯正の失敗について相談を受けることもあります。

クセが伸びなかった。毛先がチリチリになった。真っすぐすぎて不自然になった。ペタンとしてしまった。

同じ「縮毛矯正の失敗」という言葉でも、実際にはいろいろな状態があります。

今回の記事は、失敗例を見せて不安を煽るための記事ではありません。

縮毛矯正は、ただクセを伸ばせばいい施術ではないからこそ、なぜ失敗が起こるのかを知っていただきたいと思っています。

縮毛矯正前のクセと広がりがある髪の状態
縮毛矯正は、髪質やクセの状態を見極めることが大切です。

縮毛矯正の失敗といっても、全部同じではありません

お客様が感じる縮毛矯正の失敗には、いくつかの種類があります。

  • クセが伸びていない
  • 一部だけうねりが残っている
  • すぐにクセが戻ってしまった
  • 毛先がチリチリしている
  • 手触りが硬くなった
  • ピンピンに真っすぐすぎる
  • ペタンとしすぎてしまった
  • ボリュームがなくなりすぎた
  • 毛先が自然に収まらない
  • 乾かしてもまとまらない

このように、ひとことで「失敗」と言っても、中身はかなり違います。

クセが伸びていない失敗と、髪が傷みすぎてチリついた失敗では、原因も対処法もまったく違います。

だからこそ、縮毛矯正で大切なのは、失敗したかどうかだけを見るのではなく、今の髪がどんな状態になっているのかを見極めることです。

クセが伸びない失敗は、修正できる可能性があります

縮毛矯正の失敗の中でも、クセの伸びが甘い場合があります。

根元だけうねりが残っていたり、一部だけ伸びムラがあったり、思ったより広がりが残ってしまうケースです。

このような場合、髪に体力が残っていれば、再施術で修正できる可能性があります。

もちろん、すぐにもう一度薬剤をつければいいという単純な話ではありません。

一度縮毛矯正をした髪に、もう一度薬剤やアイロンの負担をかけることになりますので、髪の状態を見て慎重に判断する必要があります。

ただ、クセが残っているだけで、髪そのものが大きく傷んでいない場合は、直せる可能性がある失敗とも言えます。

チリつきやビビリ毛は、元通りに戻すのが難しいです

逆に、修正が難しい失敗もあります。

毛先がチリチリしている。髪が硬くなった。濡れるとテロっとして、乾くと広がる。手触りがゴワゴワして引っかかる。

このような状態は、髪にかなり大きな負担がかかっている可能性があります。

一般的に「ビビリ毛」と呼ばれるような状態になると、トリートメントで一時的に手触りを良く見せることはできても、髪そのものが完全に元通りになるわけではありません。

縮毛矯正で本当に怖いのは、クセが少し残ることよりも、髪の体力を失ってしまうことです。

クセが残っている場合は、状態によっては直せることがあります。

でも、髪が傷みすぎてしまった場合は、完全に元へ戻すことは難しく、時間をかけて少しずつ整えていく必要があります。

ピンピンに伸びすぎた髪を自然に戻すのも難しいです

縮毛矯正後に自然にまとまった髪の仕上がり

縮毛矯正の失敗というと、チリチリになった髪をイメージする方が多いかもしれません。

でも美容師目線で見ると、ピンピンに伸びすぎてしまった髪も、失敗のひとつだと考えています。

クセは伸びているけど、真っすぐすぎて不自然。毛先が曲がらない。ボブなのに丸みが出ない。ペタンとして頭の形が強調されてしまう。

このような状態は、見た目にはクセが伸びているので成功に見えるかもしれません。

でも、髪型として自然に見えるかどうかは別の話です。

縮毛矯正は、強く伸ばせば成功という施術ではありません。

必要以上に伸ばしすぎると、今度は自然な丸みや柔らかさを出すのが難しくなります。

特にボブやミディアムのように毛先の収まりが大切なスタイルでは、真っすぐすぎることで逆に不自然に見えてしまうこともあります。

縮毛矯正後に自然にまとまった髪の仕上がり
縮毛矯正は、ただ真っすぐにするだけでなく、自然にまとまることも大切です。

直せるかどうかは、髪の体力が残っているかで変わります

縮毛矯正の失敗を直せるかどうかは、見た目だけでは判断できません。

クセが残っているのか。髪が傷みすぎているのか。薬剤がどのくらい反応しているのか。過去にカラーや縮毛矯正、アイロンをどのくらいしているのか。

そういった髪の履歴や今の状態を見て判断する必要があります。

比較的修正できる可能性があるのは、クセが少し残っている、一部に伸びムラがある、根元のうねりが残っているようなケースです。

反対に、チリつきやビビリ毛、過度なダメージ、ピンピンに伸びすぎた毛先、ペタンと潰れすぎた仕上がりは、自然な状態に戻すのが難しい場合があります。

だからこそ、縮毛矯正では「しっかり伸ばすこと」だけでなく、「髪の体力を残すこと」も大切です。

では、なぜこのような失敗が起こるのでしょうか。

大きな原因のひとつが、薬剤選定と髪の見極めです。

縮毛矯正の薬剤は、単純に強い・弱いだけで決まるものではありません。

縮毛矯正の薬剤は、強い・弱いだけではありません

縮毛矯正の失敗を防ぐためには、髪の状態に合わせた薬剤選定が大切です。

ただ、薬剤選定といっても、単純に「強い薬を使う」「弱い薬を使う」というだけの話ではありません。

縮毛矯正の薬剤は、髪にどのくらい作用させるのか、どこまで反応させるのかを考えて使う必要があります。

同じ薬剤でも、髪質やダメージ、過去の施術履歴によって反応は変わります。

薬剤は「強い薬・弱い薬」だけで決まるものではありません

縮毛矯正の薬剤には、pHやアルカリの強さ、薬剤の濃度、還元剤の種類、放置時間など、いろいろな要素があります。

専門的に書くと難しくなりますが、簡単に言えば、薬剤が髪にどのくらい働きかけるのかが変わるということです。

強い薬剤を使えばクセが伸びやすくなることはあります。

でも、強ければ必ずキレイに仕上がるわけではありません。

髪の体力以上に薬剤が作用してしまえば、チリつきや硬さ、ビビリ毛の原因になることもあります。

逆に、薬剤が弱すぎれば、髪への負担は少なくてもクセが伸びきらないことがあります。

だから縮毛矯正では、強いか弱いかだけでなく、髪に対してどのくらい反応させるのかを考える必要があります。

縮毛矯正の薬剤塗布と施術中の様子
縮毛矯正は、髪の状態を見ながら薬剤や施術工程を判断していきます。

料理で例えるなら、火加減に近いです

薬剤の考え方は、料理の火加減に少し似ていると思っています。

弱火でじっくり火を通した方がいいものもあれば、強火で一気に火を入れた方がいいものもあります。

縮毛矯正も同じで、髪質によってはじっくり反応させた方がいい場合もありますし、薬剤が効きにくい髪にはある程度しっかり作用させる必要がある場合もあります。

ただし、毛先のダメージが大きい髪や、過去に縮毛矯正やカラーを繰り返している髪に強く作用させすぎると、髪が耐えきれなくなることがあります。

つまり、縮毛矯正は「強くすれば伸びる」という単純な施術ではありません。

髪に必要な力と、髪が耐えられる力のバランスを見ることが大切です。

髪の履歴を読み違えると、薬剤選定もズレます

縮毛矯正で特に大切なのが、髪の履歴です。

今見えている髪だけではなく、過去にどんな施術をしてきたかによって、薬剤の反応は大きく変わります。

カラー、白髪染め、ブリーチ、ホームカラー、過去の縮毛矯正、デジタルパーマ、毎日のアイロン、髪質改善や酸熱トリートメントなど、髪にはいろいろな履歴が残っています。

同じ一本の髪でも、根元・中間・毛先で体力が違います。

根元は新しく生えてきた髪なので薬剤に耐えられても、毛先は過去の施術履歴が重なっていて、すでに限界に近いこともあります。

その判断を間違えると、クセが伸びない原因にもなりますし、逆に薬剤が効きすぎて傷みすぎる原因にもなります。

だから縮毛矯正では、髪全体に同じ薬剤を同じように塗ればいいというわけではありません。

根元、中間、毛先で薬剤を変えたり、塗り分けたりする判断が必要になることもあります。

アイロン操作でも仕上がりは変わります

縮毛矯正のアイロン操作中

縮毛矯正は薬剤だけで決まる施術ではありません。

薬剤で髪を反応させたあと、アイロンで形を整えていく工程もとても大切です。

アイロンの温度、水分の残し方、スルーする速さ、圧のかけ方、引っ張り方、毛束の厚さなどで仕上がりは変わります。

水分を抜きすぎれば、髪が硬く感じやすくなることがあります。

逆に、水分が残りすぎていても、思ったように形が安定しないことがあります。

また、クセを伸ばそうとして強く引っ張りすぎると、根元の自然な立ち上がりがなくなり、ペタンとした仕上がりになってしまうこともあります。

引っ張りすぎると、ペタンとした不自然な仕上がりになることがあります

私自身も、縮毛矯正では悩んできた時期があります。

薬剤選定がうまくいかなかったり、アイロン時の水分の抜き方で悩んだり、しっかり伸ばそうとするあまり引っ張りすぎてしまったり。

その結果、クセは伸びているけれど、ペタンとして自然に見えにくい仕上がりになってしまうこともありました。

そういう経験があるからこそ、今はただ強く伸ばすのではなく、乾かしただけで自然にまとまる仕上がりを大切にしています。

縮毛矯正は、クセをなくすだけの施術ではありません。

髪型として自然に見えること、毎日扱いやすいこと、髪の体力をできるだけ残すことも大切です。

縮毛矯正後のツヤと自然なまとまりがある仕上がり
薬剤とアイロン操作のバランスで、仕上がりの質感は変わります。

しっかり伸ばすことと、自然に仕上げることは別です

縮毛矯正では、クセをしっかり伸ばすことも大切です。

でも、ただ真っすぐに伸ばせばいいわけではありません。

強く伸ばしすぎれば、毛先が硬くなったり、丸みがなくなったり、ペタンとしすぎたりすることがあります。

反対に、安全にいきすぎれば、クセが残ってしまうこともあります。

このバランスが、縮毛矯正の難しいところです。

しっかり伸ばすことと、自然に仕上げることは似ているようで別です。

では、縮毛矯正で真っすぐになった髪に、デジタルパーマを組み合わせることはできるのでしょうか。

次は、縮毛矯正とデジタルパーマの併用について簡単に書いていきます。

縮毛矯正とデジタルパーマを組み合わせられる場合もあります

縮毛矯正で真っすぐになった髪に、デジタルパーマを組み合わせることはできるのでしょうか。

結論から言えば、できる場合もあります。

根元のクセは縮毛矯正で伸ばして、毛先にはデジタルパーマで丸みやカールをつける。

いわゆるストデジと呼ばれるような施術です。

ただし、すべての髪にできるわけではありません。

縮毛矯正もデジタルパーマも、薬剤と熱を使う施術です。

そのため、すでに毛先の体力が少ない髪に無理をしてデジタルパーマをかけると、カールが出る前に髪が傷んでしまうこともあります。

デジタルパーマで自然にできる場合と、できない場合があります

ピンピンに伸びすぎた髪を、デジタルパーマで自然に曲げればいいのでは?と思う方もいるかもしれません。

確かに、髪の状態が良ければ、毛先にデジタルパーマをかけて自然な丸みを作れる場合もあります。

ただ、すでに強く縮毛矯正がかかっていて髪が硬くなっていたり、毛先にダメージが大きく出ている場合は、無理にパーマをかけない方がいいこともあります。

髪の体力が残っていない状態で、さらに薬剤と熱を加えると、かえって扱いにくくなってしまう可能性があるからです。

デジタルパーマは、ピンピンになった髪を必ず自然に戻せる魔法の施術ではありません。

できる場合もありますが、できない場合もあります。

大切なのは、今の髪にデジタルパーマをかけても大丈夫なのかを見極めることです。

縮毛矯正とデジタルパーマを組み合わせた自然なカールの仕上がり
髪の状態によっては、縮毛矯正とデジタルパーマを組み合わせて自然な丸みを作れる場合もあります。

他店での縮毛矯正後のご相談について

当店では、他店で縮毛矯正をした後のご相談をいただくこともあります。

クセが残ってしまった。毛先がチリついてしまった。真っすぐすぎて不自然になってしまった。

そういったご相談です。

ただ、ここで大切なのは、他店での施術を否定することではありません。

縮毛矯正は、それだけ難しい施術です。

髪質、履歴、ダメージ、薬剤の反応、アイロン操作など、いろいろな要素が重なって仕上がりが決まります。

だからこそ、まず見るべきなのは「直せる状態なのか」「今は触らない方がいい状態なのか」です。

クセが残っているだけで、髪の体力がまだ残っている場合は、再施術で対応できる可能性があります。

反対に、チリつきやビビリ毛が出ていたり、毛先の体力がかなり少ない場合は、無理に薬剤を使わない方がいいこともあります。

その場で何とかしようとして、さらに髪を傷めてしまうことが一番避けたいことです。

当店が縮毛矯正で大切にしていること

当店では、縮毛矯正を「ただクセを伸ばす施術」とは考えていません。

もちろん、クセを伸ばすことは大切です。

でも、それだけではなく、乾かしただけで自然にまとまり、日常で扱いやすくなることを大切にしています。

無理に攻めれば、その日はクセがしっかり伸びるかもしれません。

でも、髪の体力を失ってしまえば、その後の扱いやすさや、次のカラー、次の縮毛矯正、デジタルパーマなどにも影響してしまいます。

だからこそ、髪の状態によっては、あえて無理をしない判断も必要だと考えています。

根元、中間、毛先で薬剤を変えること。

髪の履歴を確認すること。

アイロンで水分を抜きすぎないこと。

必要以上に引っ張りすぎないこと。

そして、真っすぐにするだけではなく、髪型として自然に見えること。

そういった積み重ねが、縮毛矯正の失敗を減らすためには大切です。

できること・できないことを正直にお伝えします

髪の状態によっては、ご希望通りにできない場合もあります。

今すぐ縮毛矯正をしない方がいい場合もありますし、1回で理想の状態を目指さない方がいい場合もあります。

その場合は、なぜ難しいのか、今後どう整えていくのが良いのかをお伝えすることも大切だと考えています。

できることはできる。

でも、できないことやリスクが高いことは、無理にすすめない。

縮毛矯正は、髪の状態を見極めながら進める施術です。

だからこそ、初めての方ほど、カウンセリングで髪の履歴や普段のお手入れを確認させていただくことがあります。

まとめ:縮毛矯正の失敗を減らすために大切なこと

縮毛矯正の失敗には、いくつかの種類があります。

クセが伸びていない失敗もあれば、髪がチリついてしまう失敗、ピンピンに伸びすぎて不自然になる失敗もあります。

クセが残っている場合は、髪の体力が残っていれば修正できる可能性があります。

でも、ビビリ毛やチリつき、過度なダメージ、ピンピンに伸びすぎた毛先を完全に自然な状態へ戻すのは難しいことがあります。

縮毛矯正の薬剤は、強い・弱いだけで決まるものではありません。

髪質、履歴、ダメージ、薬剤の反応、アイロン操作など、いろいろな要素を見ながら判断する必要があります。

また、デジタルパーマを組み合わせて自然な丸みを作れる場合もありますが、それも髪の状態次第です。

縮毛矯正で大切なのは、ただ真っすぐにすることではありません。

その後も毎日扱いやすく、自然にまとまる髪にすることです。

失敗を完全にゼロにすることは簡単ではありません。

でも、髪の状態を見極め、無理をしない判断を積み重ねることで、リスクは減らせると考えています。

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