こんにちは
本庄市の美容室【HairResort Arak】
ヘアーリゾートアラックの
オーナー兼、美容師の大志（タイシ）です

美容室でパッチテストを
やった事はありますか？

まぁほとんどない
というか経験ないと思います

それだけ美容室ではパッチテストを
行わないのは普通なのかも
しれませんね

今日はパッチテストの重要性と
なんの為にやるのか？
そんなお話です

パッチテストって何？おさらいしましょう

パッチテストとは
カラーリングを行う前に
アレルギーの影響が出ないかを
チェックする物です

これによって
接触性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎を
見極める事が出来ます

施術時間は48時間で
48時間後にチェックです

このように反応が出なければ
接触性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎の
可能性がなくなるので
安全にカラーの施術ができるいう物です

写真のゲスト様は
顔周りに皮膚の荒れが見られたので
確認の為にパッチテストを行いました

後日自宅にて
結果を送って頂きました

結果はカラー剤による荒れではなく
他の要因によるものだと判断できます

タイシは皮膚科医ではないので
これ以上の検査はできないので
キチンとした検査や治療は
医療機関で受けて頂くことになりました

パッチテストってやらないとダメなの？

原則はカラー前に
毎回必ずパッチテストを行って
頂く物です

しかし最初にも書きましたが
パッチテストを行う美容室は
ほとんどないのが現状です

何故なのか？
それは美容室の責任ではなく
施術を受けるゲスト様の責任になるからです

つまりわかりやすく言ってしまえば
アレルギーに不安があるなら
パッチテストを受けたい事を
ゲスト様から言わないとなんです

ただ美容室側も全く落ち度がないのか
というと違います

美容室側はパッチテストの重要性を
伝える義務はありますので
全く説明ない状態で施術をして
トラブルが出たら落ち度があると
なってしまうんです

どんな感じでやるんですか？

まずはカラーの薬剤を
腕の内側などに塗ります

この状態で
薬剤が服などにつかないように
フィルムなどを貼ります

絆創膏で対応する方も
いますが
絆創膏は絆創膏カブレを
起こす可能性がありますので
トラブルの出ない専用フィルムなどを
使っておきます

30分後に1度チェック
そして今度は48時間後に
もう1度チェックをして
問題なければ大丈夫となります

なんで2回チェックするの？

アレルギー反応は
即効性と遅効性があります

30分でのチェックは
即効性とチェック

48時間のチェックは
遅効性チェックになります

ちなみに48時間経過前に
痒みが出たり痛みが出たら
テストをストップして
すぐに洗い流してください

アレルギー反応が出ているので
この場合はジアミンを含む
カラーはできないとなります

別に痒みがあっても、ちょっとだから気にしない

1度でもアレルギー反応が出ますと
もう通常のカラーは出来なくなります

ちょっとだからとか
平気な時もあるからと
いう意見もありますが

アレルギーは舐めてかかると
ものすごい痛い目にあいますよ

最初の方ほど
軽く済みますが
段々重度化してきます

痒みで寝られなくなる
皮膚がただれて治らなくなる
アナフラキシーショックを起こして
最悪は死につながる場合もあります

今は大丈夫だからとか
少しだから大丈夫なんて
考えは危険ですよ

今はアレルギーが出ていない人でも
アレルギーは
意外と身近にある物です

ある日、突然発症とか普通です
だから
いつでも注意をして
カラーリングを楽しみましょう

まとめ

いかがでしたかね
脅かすつもりではないですが
気をつけないと
取り返しのつかない事にも
繋がりかねないのも事実です

キチンとした知識で
しっかり対応しましょう

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