こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。
当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。
目次
こんな方におすすめ
- 髪型が毎朝まとまらない
- パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
- 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
- カラーをしたいけどアレルギーが心配
- できるだけ楽にスタイリングしたい
- マンツーマンで施術を受けたい
- レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい
当店の施術のこだわり
HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。
その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。
最近、美容室のメニューやSNSなどで「髪質改善トリートメント」という言葉をよく見かけるようになりました。
髪のパサつきや広がり、まとまりにくさなどに悩んでいる方にとって、とても魅力的なメニューですよね。
しかし、実は「髪質改善トリートメント」といっても、すべての美容室で同じ施術をしているわけではありません。
一般的なトリートメントを髪質改善と呼んでいる美容室もあれば、酸熱トリートメントやストレート系の施術を髪質改善として提供している美容室もあります。
つまり、同じ名前でも使用する成分や施術工程、期待できる効果は異なるのです。
では、HairResort Arakではどのような髪質改善トリートメントを行っているのでしょうか?
今回は、普段なかなかお見せすることのない施術工程を、実際のお客様の写真とともに詳しくご紹介したいと思います。

髪質改善トリートメントと縮毛矯正は別の施術です
まず知っていただきたいのが、髪質改善トリートメントと縮毛矯正の違いです。
縮毛矯正は、還元剤などを使用して髪の結合に働きかけ、くせ毛をストレートに整えていく施術です。
一方、アラックの髪質改善トリートメントは、縮毛矯正のような還元処理によってくせ毛を伸ばす施術ではありません。
毛髪に補修成分や質感調整成分を使用し、ツヤや柔らかさ、まとまりを整えることを目的としています。
使用する成分によって多少のうねりが落ち着く場合もありますが、縮毛矯正のように強いくせ毛をしっかり伸ばす施術ではありません。
そのため、くせ毛を伸ばしたい方と、パサつきや手触りを整えたい方では、必要な施術が異なります。
アラックでは、この2つを明確に区別して考えています。
アラックが大切にしているのはツヤと柔らかさ
髪質改善トリートメントというと、ツヤツヤでサラサラの髪をイメージする方が多いと思います。
もちろん、見た目の美しさも大切です。
しかし、私が特にこだわっているのは、実際に髪に触れたときの柔らかさやしなやかさです。
ただ櫛通りが良くなったり、髪の表面にツヤが出たりするだけではなく、お客様自身が触れたときに、施術前との違いを感じていただけるような質感を目指しています。
実際に仕上がった髪を触っていただくと、「わぁ、すごい!」と驚かれるお客様も少なくありません。
もちろん、トリートメントによって傷んだ髪が元どおりの健康毛に再生するわけではありません。
それでも、毛髪の状態を見極めながら補修成分を組み合わせることで、手触りやまとまりの変化を感じていただけるような施術を心がけています。
そのため、アラックではメインとなるトリートメントを塗布するだけでなく、前処理から仕上げまで、それぞれの工程に目的を持たせています。
今回のお客様の髪の状態

今回のお客様は、5か月前にも当店で髪質改善トリートメントをされています。
カラーやパーマ、縮毛矯正などの薬剤施術履歴はなく、それ以外の施術はカットのみです。
一見すると、比較的まとまりのあるロングヘアです。
しかし、カラーやパーマをしていないからといって、髪にダメージがないわけではありません。
髪は毎日のシャンプーやブラッシングによる摩擦、紫外線など、日常生活のさまざまな影響を受けています。

こちらは施術前の毛先を近くで撮影した写真です。
細かな毛羽立ちが見られ、毛流れも少し不均一になっています。
今回の毛羽立ちの原因を写真だけで特定することはできませんが、薬剤施術履歴のない髪でも、このように毛先の質感が乱れることがあります。
今回は、こうした毛先の状態にも着目し、ツヤと柔らかさを重視した髪質改善トリートメントを行っていきます。
アラックの髪質改善トリートメントの施術工程を公開
ここからは、実際の施術工程をご紹介します。
アラックでは「ベホマトリートメント」をメインに使用しています。
ベホマは、レブリン酸やケラチンなどを配合した毛髪補修トリートメントです。
このベホマだけでも質感を整えることができますが、アラックではさらにトステアやCMC類似脂質などを組み合わせています。
一つの成分に頼るのではなく、それぞれの特徴を生かしながら、ツヤと柔らかさのある仕上がりを目指しています。
① シャンプーで髪の余分な付着物を落とします

最初はシャンプーから始めます。
毎日の生活の中で、髪には皮脂やスタイリング剤、トリートメント由来の被膜など、さまざまなものが付着しています。
こうした余分な付着物を落とし、これから使用する補修成分が働きかけやすい状態に整えていきます。

こちらはシャンプー後の毛先です。
毛先が絡まり、指通りが良いとはいえない状態になっています。
今回の施術では、ここから段階的に髪の状態を整えていきます。
② アルギニンで毛髪を補修しやすい状態に整えます

次に使用するのが、アミノ酸の一種であるアルギニンです。
今回使用するアルギニン処理液はアルカリ性で、毛髪を一時的に膨潤させる目的があります。
毛髪を膨潤させることで、その後に使用する補修成分が髪の内部に働きかけやすい状態をつくっていきます。
ただし、アルカリ性の処理は毛髪に負担を与える可能性もあります。
そのため、アラックでは必要以上に長時間作用させず、1〜2分程度の短時間で処理しています。
その後の工程では、炭酸水などを使用して毛髪のpHを弱酸性側へ調整することも意識しています。
③ トステアとCMC類似脂質で髪の質感を整えます

次に使用するのが、トステアとCMC類似脂質です。
トステアは、毛髪の質感調整やうねりの緩和が期待されている成分です。
また、CMC類似脂質は毛髪内部の脂質成分を補う目的で使用しています。
アラックでは、これらの成分を組み合わせることで、ベホマだけでは補いきれない部分にもアプローチしています。
単純にトリートメントを何種類も重ねるのではなく、それぞれの成分の特徴を生かして、より柔らかく、まとまりのある質感を目指しているのです。

こちらは前処理後の毛先の状態です。
最初のシャンプー後に見られた絡まりが落ち着き、毛流れも整ってきました。
まだメインのベホマトリートメントを使用する前ですが、このように下準備を行っていきます。
こうした前処理も、アラックが大切にしている工程の一つです。
④ ベホマトリートメントで毛髪を補修します


ここで、アラックの髪質改善トリートメントの中心となる「ベホマ」を使用します。
ベホマは、レブリン酸やケラチンなどの成分を配合したトリートメントです。
毛髪の補修と質感調整を目的とし、柔らかさやしなやかさ、ツヤのある仕上がりを目指します。
前処理を終えた髪にベホマを塗布し、しっかりともみ込んでなじませていきます。
その後、約3分間放置します。
アラックでは、ベホマを中心に、前処理から仕上げまでを一つの施術として組み立てています。
⑤ ヘマチンシャンプーでバブリング処理

ベホマを塗布して時間を置いた後は、ヘマチンシャンプーを使用してバブリングを行います。
アラックでは、この工程をベホマとヘマチンを組み合わせたコンプレックス処理として取り入れています。
その後、丁寧に洗い流していきます。
これで補修を中心とした工程の土台ができあがります。
⑥ 通常のトリートメントを重ねて柔らかさを調整

ベホマによる処理が終わったら、さらに通常のトリートメントを重ねていきます。
なぜ、ここでもう一度トリートメントを使用するのでしょうか?
それは、補修成分を使用するだけでなく、最終的な手触りや柔らかさも大切にしているからです。
毛髪の状態を整えながら、しなやかで指通りの良い仕上がりを目指します。

こちらはトリートメント処理後の毛先です。
濡れた状態ですが、毛流れが整い、まとまりのある状態になっています。
この後、さらに髪の表面を整えていきます。
⑦ アニオン性キトサンと油分で毛髪表面を保護

内部への補修処理が終わった後は、毛髪表面にもアプローチしていきます。
ここで使用するのが、アニオン性キトサンです。
髪の表面を整え、コーティングすることで、手触りやまとまりを調整していきます。
また、最後に使用するアイロンの熱による負担を軽減することも目的としています。

続いて、髪の表面に油分を補います。
油分によって毛髪表面を整え、なめらかな指通りやツヤ感のある仕上がりを目指します。
アラックでは、このように毛髪の内部だけでなく、表面の質感まで考えて施術を組み立てています。
⑧ 最後にアイロンで熱処理を行います
すべてのトリートメント処理が終わったら、髪を乾かしていきます。
そして最後にアイロンを使用し、熱を加えて仕上げます。
これは単に髪をまっすぐに見せるためだけではなく、ベホマを中心としたトリートメントの施術工程に熱処理を取り入れているためです。
ただし、アイロンによるスタイリング効果も仕上がりには含まれます。
そのため、今回の仕上がり写真も、トリートメント処理と熱処理を行った後の状態としてご覧ください。
髪質改善トリートメントの仕上がり

こちらが髪質改善トリートメント後の仕上がりです。
施術前と比べると、毛流れが整い、毛先までまとまりのある仕上がりになりました。
表面の細かな毛の乱れも目立ちにくくなり、自然なツヤ感もきれいに出ています。

こちらは毛先を近くで撮影した写真です。
毛流れが整い、光がきれいに反射している様子が分かります。
もちろん、写真だけでは髪の柔らかさまでは伝わりません。
アラックが特に大切にしているのは、実際に髪を触ったときの質感です。
見た目のツヤだけではなく、指を通したときの柔らかさや、しなやかな手触りを感じていただけるような施術を目指しています。
髪質改善トリートメントはどのくらい持続する?
髪質改善トリートメントは、一度施術したら永久に効果が続くものではありません。
髪の状態や普段のお手入れ方法によって変わりますが、アラックでは2週間程度を一つの目安として考えています。
できれば1か月程度、良い質感を楽しんでいただくことが目標です。
ただし、毎日のシャンプーやホームケアの方法によって、手触りやまとまりが早く失われてしまう場合もあります。
特に洗浄力が強すぎるシャンプーには注意が必要です。
アラックでは、美容室で仕上げた髪の質感をできるだけ長く楽しんでいただくため、ホームケアも大切にしています。
オリジナルシャンプーを開発したのも、こうした考えからです。
髪質改善トリートメントでできること・できないこと
ここまでアラックの施術をご紹介してきましたが、髪質改善トリートメントは万能な施術ではありません。
傷んだ髪が、トリートメントによって完全に元の健康な状態に戻るわけではありません。
また、強いくせ毛をまっすぐに伸ばすことが目的であれば、縮毛矯正が適している場合もあります。
髪のお悩みは一人ひとり違います。
大切なのは、「髪質改善」という名前だけで施術を選ぶのではなく、現在の髪の状態や、どのような仕上がりを希望しているかに合わせて施術を選ぶことだと思います。
まとめ|髪に触れたときの違いを大切にしています
今回は、アラックで行っている髪質改善トリートメントの施術工程をご紹介しました。
使用しているのはベホマを中心とした補修成分ですが、それだけで終わらせず、前処理から毛髪表面の保護、最後の熱処理まで、それぞれの工程に目的を持たせています。
髪質改善という言葉には、さまざまな施術方法があります。
その中でアラックが大切にしているのは、単に写真できれいに見える髪をつくることではありません。
実際に触れたときに、柔らかさやしなやかさの違いを感じていただけるような施術を目指しています。
髪のパサつきや手触り、まとまりにくさなどでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
髪の状態を確認しながら、必要な施術をご提案いたします。
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