こんにちは
本庄市の美容室【HairResort Arak】
ヘアーリゾートアラックの
オーナー兼、美容師の大志（タイシ）です

美容室の価格って
どうやって決まっていると思いますか？

「よく美容師と理容師はコストはかからないから
価格低く設定してもやっていけるよね」なんて声も

では実際はどうなんでしょうか？

今日はそんなお話を

美容業界そのものが衰退してきてますね

こんな記事を見つけました

この記事ですが
たまたま火曜の朝だったので
テレビでも見ておりました

昔は理容業界がカット3800円が普通なのに
2800円でカットなどお店が出てきて
価格競争をスタートしていき

そして余分な施術を一切抜いたメニューで
展開スタートしたのが
1000円カットと呼ばれるお店ですね

もともとは理容室の1部が始めた戦略ですが
気が付けばどこにでもあるくらいの
普通のお店になっておりますね

価格競争に走った理容室は
だんだん技術者もなり手も
減っていき衰退しましたね

それと同じことが
美容業界でもスタートしてきました

昔から美容業も価格競争がありましたが
ここまで低価格競争してるのは
コロナ過以降ではないでしょうか

低価格美容室の現状は？

実はタイシも働いた事がある
低価格設定のお店ですが

ハッキリと言います
仕事内容はハード
給料は安月給
タイシの頃は若いスタッフもいましたが
入れ替わりも激しいでしたね

まずはお仕事内容ですが
入店したら1日立ちっぱなしが基本です
いや立っているヒマもないくらい動いてます
お昼も食べれず休憩もなければ、営業時間内に
仕事が終わる事など皆無です

カットをこなす数も多すぎて
腱鞘炎とか粗悪なシャンプーなどで手荒れ
健康からも遠のきますね

給料面は安いの一言です
仕事の拘束時間が10時間を超えて
月に25日働いて12~15万もらえればいい方
スタイリストでも20万がいい所です

今では頭のいい若い人は
そういう場所を仕事場に選ばないですし
とっとと次に行きますね
転職ができない年齢の人が
必死に働いているという感じです

美容室の倒産率が過去最高

前にも書きましたが
美容室の倒産が過去最高です

理由はいろいろありますが
1番は人材確保ができない所にあります

それともう一つが
経営戦略がない所にも
その要因があると思います

結果、価格競争に走りすぎて
自身の首を絞める（又は従業員の首を絞める）
現状の働きに見合った給料を得れない
美容師を辞める人が増える
人材確保できなくなる倒産するですね

このままいくと優秀な美容師さんがいなくなってしまう

美容師は技術力が勝負と言うのは
タイシの時代の話ですね

今では技術力だけでなく
経営戦略・発信力・薬剤知識など
いろいろな物がないと
勝負できないと言われておりますね

ではそんな事をスタッフにやらせてくれたり
教えてくれるような美容室が
今どれだけあるんでしょうか？

恐らくあまりないと思います
そういう意味でも美容業界が衰退
してしまいそうで心配です
（人を雇うのを辞めたタイシが言える事ではないですが）

価格を下げてもコスト割れしずらい
美容業界は出来てしまうのですが
それに伴い利益が落ちていき
働き手も減っていき、生産性も落ちていき
気が付けば経営ができなくなるなんて事に

そう諸刃の剣なのかもしれませんね

美容業界は二分化

そういう背景もあって
美容業界は二分化していきそうですね

低価格路線でたくさんこなして
やっていくのか
高価格路線で1人1人を大切に
向き合っていくのか

こんな感じになるのかも
しれませんね

まとめ

もしこれから
美容師を目指そうとしている
そこのあなたは

まずは技術をしっかりと身につける為に
信頼と技術力のある先生を見つけましょう

有名サロンだからいいとは限りません
有名美容師とか何かに特化した
先生を探すのが近道ですよ

あとはSNSなど発信するツールを
どんどん使って自身をアピールです

それだけでも
強みになるはずですよ

タイシも負けないように
まだまだ自身を高めていきたいと思います

最後まで読んで頂き
ありがとうございます

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参考にしてくださいね

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