こんにちは。
本庄市の美容室 HairResort Arak(ヘアーリゾートアラック)
オーナー兼美容師の大志(タイシ)です。
当店で実際に施術した内容やアドバイスをお伝えします。
目次
こんな方におすすめ
- 髪型が毎朝まとまらない
- パーマやデジタルパーマでスタイルを楽しみたい
- 縮毛矯正に興味はあるけど、不自然になるのが不安
- できるだけ楽にスタイリングしたい
- マンツーマンで施術を受けたい
- レディースシェーブやブライダルシェーブがやりたい
当店の施術のこだわり
HairResort Arakでは、
お客様一人ひとりの髪質・クセ・骨格に合わせて、
薬剤の選定・施術工程・アイロン操作を最適化しています。
その結果、乾かすだけでキレイにまとまるスタイルを実現できます。
ショートカットで失敗したくない方へ|髪質や骨格に合わせた3つのショートスタイル
この日はカットのお客様が続く、いわば「カットデー」になりました。
偶然にも、ロングからショートへのスタイルチェンジや、伸びたショートの調整など、ショートからショートボブのお客様が続きました。
ひとことでショートカットといっても、全員を同じ形に切るわけではありません。
髪質や毛量、骨格、生えグセ、普段のお手入れ方法、残したい長さなどによって、必要な丸みや重さの位置は変わります。
今回は、3名のお客様のビフォーアフターを見ながら、それぞれのスタイルで考えたポイントをご紹介します。
過去にショートにして、
- 思った以上に広がってしまった
- 襟足が浮いてしまった
- 毛量を減らされすぎて扱いにくくなった
- 美容室では良かったのに、自宅では再現できなかった
という経験がある方にも、参考にしていただければと思います。
ショートカットで困りやすいのは「短さ」だけが原因ではありません
ショートで扱いにくさを感じる原因は、単純に髪を短く切ったことだけとは限りません。
たとえば、次のような部分も仕上がりや扱いやすさに関係します。
- 後頭部の丸みを作る位置
- 襟足の長さと収まり
- 耳後ろに残る髪の厚み
- 顔まわりに残す長さ
- トップの重さや動き
- 毛量を減らす場所
- 髪が生えている方向
毛量が多いからといって全体を軽くしすぎると、毛先がまとまりにくくなったり、表面がパサついて見えたりすることがあります。
反対に、重さを残しすぎると横に広がり、頭が大きく見えてしまう場合もあります。
ショートカットでは、ただ短くするのではなく、どこに厚みを残し、どこをコンパクトにするかが大切です。
ショートカットで大切にしている3つのポイント
1.骨格だけでなく、髪が落ちる位置を見る
ショートでは骨格を見ることも大切ですが、それだけでスタイルが決まるわけではありません。
実際には、髪を乾かしたときにどこへ落ちるのか、生えグセによってどの方向へ動くのかも確認します。
- 襟足が浮きやすいか
- 耳後ろに髪がたまりやすいか
- 分け目が固定されているか
- トップがつぶれやすいか
- 普段は耳にかけることが多いか
こうした条件によって、同じ長さでも見え方や収まり方は変わります。
2.軽くする場所と、残す場所を分ける
ショートには軽さが必要ですが、全体を均等に軽くすれば良いわけではありません。
後頭部の丸みを作る部分には、形を支えるための厚みが必要です。
一方で、襟足や耳後ろに重さが残りすぎると、シルエットが大きく見えたり、伸びたときに扱いにくくなったりします。
必要な部分には髪を残し、コンパクトにしたい部分を調整することで、丸みと軽さの両方を作っていきます。
3.美容室での仕上がりだけでなく、普段のお手入れを考える
美容室でブローやアイロンを使えば、きれいに見せることはできます。
しかし、毎朝同じように仕上げられなければ、ご自宅では扱いにくいスタイルになってしまいます。
そのため、
- 朝のスタイリングに時間をかけられるか
- ブローやアイロンを使うか
- 手ぐしで乾かすことが多いか
- 耳にかけて過ごすことが多いか
- どのくらいの期間、形を保たせたいか
といった日常も考えながら、長さや重さを決めていきます。
スタイル1|ロングから丸みのあるショートボブへ
まずは、ロングヘアからショートボブへ大きくスタイルチェンジしたお客様です。

大きく長さを変えるときほど、短くしすぎない設計が大切です
ロングからショートへ切る場合、見た目だけでなく、髪の動き方やお手入れ方法も大きく変わります。
そのため、最初から必要以上に短くするのではなく、ショートらしい軽さを出しながらも、安心感のある長さを残しました。
後頭部には自然な丸みを作り、襟足はすっきりさせています。
一方で、顔まわりにはある程度の長さを残し、短くなりすぎた印象にならないように調整しました。
トップを極端に短くせず、表面には丸みを作るための厚みを残しています。

襟足はコンパクトになりましたが、全体には女性らしい丸みが残っています。
ボブより軽くしたいけれど、いきなり短いショートにするのは不安という方にも取り入れやすい形です。
このような方に向いているショートボブです
- ロングからショートへ変えたい方
- 短くなりすぎることに不安がある方
- 後頭部に自然な丸みが欲しい方
- 顔まわりには長さを残したい方
- ボブより軽く、ショートより少し長さが欲しい方
スタイル2|伸びたショートをコンパクトに整える
続いては、伸びて重さが下がってきたショートスタイルの調整です。

ショートは伸びると、重さの位置が下がって見えます
ショートは髪が長くなったこと以上に、シルエットの変化が気になりやすいスタイルです。
伸びてくると後頭部の丸みが下へ移動し、襟足や耳後ろにも重さがたまります。
その結果、頭の形が四角く見えたり、首まわりが重く見えたりすることがあります。
今回は襟足を刈り上げて整え、耳後ろの厚みも調整しました。
後頭部は丸みが自然に見える位置へ戻し、トップはレイヤーを入れて短くして、動きが出るようにしています。

襟足を刈り上げにすることで、後頭部の丸みとのメリハリが出ました。
頭の形が軽い印象に見え、首まわりもスッキリになります。
ショートの切り時は「長さ」だけで判断しなくても大丈夫です
ショートのメンテナンス時期には個人差があります。
何週間経ったから必ず切るというよりも、
- 襟足が長くなってきた
- 耳まわりが重くなった
- 後頭部の丸みが下がってきた
- 乾かしても形が決まりにくくなった
と感じた頃が、カットを考える一つの目安です。
スタイル3|ハイライトを生かした立体的なショートボブ
3人目は、ハイライトが入った髪をショートボブへ整えました。

明るい筋感を生かして、カットの丸みや毛流れを見せます
ハイライトが入っている髪は、明るい部分と暗い部分の差によって、毛流れや立体感が見えやすくなります。
今回はその明暗を生かしながら、後頭部に丸みを作り、襟足をコンパクトにしました。
表面には毛流れが見える長さを残し、顔まわりも短くなりすぎないように調整しています。
段差や毛量調整を強く入れすぎるのではなく、髪が自然に重なることで動きが見える形を目指しました。

軽く見せることと、髪を軽くしすぎることは違います
ハイライトが入っている髪は、明るい筋が動きを強調してくれます。
そのため、必要以上に毛量を減らさなくても、見た目に軽さを出せる場合があります。
反対に、表面や毛先を軽くしすぎると、明るい部分がパサついて見えやすくなることもあります。
丸みを作る部分には必要な厚みを残し、襟足や耳まわりでコンパクトさを出すことがポイントです。
3つのショートを同じ切り方にしない理由
今回ご紹介した3つのスタイルは、どれもショートからショートボブの範囲ですが、カットで重視したポイントは異なります。
ロングからショートボブへ
大きなスタイルチェンジになるため、短くすることだけを優先せず、顔まわりの安心感と自然な丸みを残しました。
伸びたショートの調整
伸びて下がった重さを整え、襟足と耳後ろをコンパクトにすることで、後頭部の丸みを作り直しました。
ハイライトを生かしたショートボブ
カラーによる明暗を生かし、必要以上に削りすぎず、毛流れと立体感が見える形にしています。
同じ「ショート」という名前でも、必要な長さや段差、毛量調整、重さを残す位置は一人ひとり異なります。
希望する写真をそのままコピーするのではなく、目の前の髪質や骨格に合わせて設計し直すことが大切です。
過去にショートカットで困った経験がある方へ
過去にショートで扱いにくくなった経験があると、もう一度短くすることに不安を感じると思います。
ただし、一度うまくいかなかったからといって、必ずしもショートそのものが似合わないとは限りません。
まずは、以前どの部分で困ったのかを具体的に整理することが大切です。
- 横に広がってしまった
- トップがつぶれてしまった
- 襟足が浮いてしまった
- 顔まわりが短すぎた
- 毛量を減らされすぎた
- 丸くなりすぎた
- 朝のスタイリングが難しかった
「ショートが似合わなかった」という大きな括りだけではなく、どこが扱いにくかったのかが分かれば、次のカットで避ける方法を考えやすくなります。
不安な場合は、段階的に短くする方法もあります
ロングや長めのボブから、一度で短いショートにする必要はありません。
最初は長めのショートボブにして、顔まわりの長さを残し、短い髪に慣れてから次回さらに短くする方法もあります。
ショートにしたい気持ちと不安の両方を確認しながら、無理のない長さを決めていくことが大切です。
ショートにする前に伝えていただきたいこと
カウンセリングでは、なりたいスタイルだけでなく、避けたい形も重要な情報になります。
ショートにする際は、次のようなことも遠慮なくお伝えください。
- 過去のショートで困ったこと
- 短くしたくない場所
- 襟足を見せたいか、残したいか
- 顔まわりに欲しい長さ
- 耳にかけることが多いか
- 普段のスタイリング方法
- ブローやアイロンを使えるか
- 絶対に避けたい形や雰囲気
好きなヘアスタイルの写真だけでなく、「この形にはしたくない」という写真や条件があると、仕上がりのイメージを共有しやすくなります。
まとめ|失敗しにくいショートは、一人ひとり設計が違います
今回は、担当した3つのショートスタイルをご紹介しました。
ロングからのスタイルチェンジ、伸びたショートの再調整、ハイライトを生かしたショートボブと
同じショートでも考えるポイントはそれぞれ異なります。
ショートカットで失敗する可能性を減らすために大切なのは、単純に髪を短く切ることではありません。
髪質、毛量、骨格、生えグセ、普段のお手入れ方法を確認しながら、残す部分と軽くする部分を決めることが重要です。
過去にショートで困った経験がある方も、最初から「自分にはショートが似合わない」と決めつける必要はありません。
以前どの部分が扱いにくかったのかを確認しながら、無理のない長さや形を一緒に考えていきましょう。
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